3月4日(火)に食品安全機能解析研究センターの第4回セミナーが開催され、3名の講師の先生から食品機能に関する最先端の研究の紹介がありました。愛媛大学農学部教授の菅原卓也先生からは、愛媛県の特産品であるミカンの果皮に含まれる成分の保健機能に関する基礎的研究や柑橘の機能成分を利用した養殖業の品質改善に関する応用研究のお話がありました。香川大学農学部に助教として3月1日に赴任されたばかりの米倉リナ先生からは、前職のイギリスNottingham大学でのプロバイオティックに関する研究や農研機構食品総合研究所在職時のカロテノイドの体内吸収に関する研究のお話がありました。高知大学農学部教授の森岡克司先生からは、養殖業の新しい肉質評価方法や養殖業の高付加価値化に関する研究のお話がありました。セミナーには約30名が参加し、活発な討論が行われました。
(報告:小川教員)
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