平成24年2月2日（木）午後1時から農学部BW106講義室にて，農業資源・技術研究センター主催の第3回公開セミナーを開催しました．学部生，大学院生をはじめ本学の教員や香川県農業試験場の研究者ら約60名が参加しました．
　早川農学部長の挨拶に続いて，東京大学大学院農学生命科学研究科・森田茂紀教授による「日本の食と農のデザイン−持続的な消費と生産を目指して−」と題する講演が行われました．森田教授は，世界の食糧需給と日本の食料自給率，食卓の高コスト・高リスク化および人口減少や休耕田など，食と農を取り巻く現状とさまざまな課題を整理された上で，持続的消費・持続的生産を実現するための事例や考え方のポイントを解説してくださいました．さらに，東日本大震災の農業生産における復興支援の取組事例の紹介と講演の最後には学生諸氏に研究の魅力や取り組み方のアドバイスもしていただき，質疑の後，盛会のうちに終了しました．

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