香川大学農学部 応用生命化学研究センター
第2回公開シンポジウムに関する実施報告

  平成23年3月14日(月)13時15分より、農学部BW106講義室にて、応用生命化学研究センター主催の第2回公開シンポジウム「生命を化学の視点から探究する」を開催しました。
 早川農学部長および応用生命化学研究センター代表の川浪先生の挨拶の後に、京都大学大学院農学研究科から入江一浩教授をお迎えし、「アミロイドβタンパクの毒性コンホメーションの同定と薬剤開発」と題した基調講演が行われました。プロリンスキャンによる42種類のアミロイドペプチドの固相合成、固体NMRやラジカルのESR検出など最先端の研究手法を駆使してアルツハイマー病の薬剤開発に取り組んでいる話を聞くことができました。続いて、5名の応用生命化学研究センター教員による講演が行われました。教員や学部生、大学院生を含めて約50名の参加者があり、活発な質疑・討論が行われ、大変有意義なシンポジウムでした。

第2回公開シンポジウム

第2回公開シンポジウム

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