8.亜種 misoollae Deslisle, 20047) [♂, ♀]
(分布)INDONESIA [Irian Jaya] Misool島(Kofiau島の南)。[分布図14]
(発見と原記載のエピソード)Deslisle氏により2004年に亜種poseidon の地域変異(f. loc.)として記載された。
(特徴)亜種poseidonとの識別は困難である。
(斑紋)♂:後翅の亜前縁室には半透明黄金斑が存在する個体が多く、黒色外縁帯が広い。
♀:翅の地色によって淡色型と濃色型とに分けられる。亜種hecuba に似る。
(変異)♂-f. viridodentis Deslisle & Sclavo, 20089): (前翅の斑紋変異)表面の中室先端部に犬歯状の緑色斑が1ないし数個存在するもの。(➡arruana, teucrus )
♂-f. viridofusura Deslisle & Sclavo, 201510): (前翅の斑紋変異)亜前縁帯と亜外縁帯が翅頂部で結合し、中室内に緑色斑および中室外に犬歯状の緑色斑があるもの。(➡euphorion, hecuba )