4.*亜種eleonorae Rumbucher & Schäffler, 200413) [♂,♀]
(分布)INDONESIA [S.-E. Sulawesi] Buton島。
(特徴)最も新しく記載された亜種。以前からその存在が指摘されていたが(Rothschild, 1895)、最近の調査で再発見された亜種である。
(斑紋)♂:亜種pistorに酷似し、後翅の前縁室の黄金斑は三角形。中室斑の形も同じ、翅室斑も6個ある。
♀:明るい翅脈条 (第2-9脈) あり。後翅の暗色翅室斑点の大きさにより2型に分けられる。別種staudingeriに似て暗色翅室斑点が大きく、互いに融合して帯状になり、幅広い黒色外縁帯とも融合する型と、名義タイプ亜種に似て暗色翅室斑点が小さく孤立する型とがあり、前者の個体が多い。