5.亜種ikarus Fruhstorfer, 19042) [♂,♀]
(分布)INDONESIA [Maluku] Tanimbar (=Timor Laut) 諸島 (Seraru 島, Yamdena島, Larat島)。[分布図113]
(発見と原記載のエピソード)Fruhstorfer自身によってセラル島で採集した2♂♂、2♀♀に基づいて1904年に記載された亜種。亜種名ikarusは、Daedalos(技術者)の子で、クレータ(Crete)島から脱出するため父が発明した鳥の羽をつけて飛翔している時、父の命令にそむいて太陽に近づきすぎたためロウが溶け、海へ墜落して死亡したIkarus (Ikaros)に由来する(ギリシャ神話)。
(特徴・斑紋)両性とも上記2亜種(亜種heptanoniusおよび亜種staudingeri)に酷似する。