4.亜種staudingeri (Röber, 1888)7) [♂,♀]
(分布)INDONESIA [Maluku] Sermata諸島 (Luang島, Sermata島), Babar諸島 (Babar島)。[分布図112]
(発見と原記載のエピソード)Röber (1888)がKühnおよびJacobsenの両氏によりルアン島で採集された♂♀に基づいて新種として記載した。同論文中に亜種irisの原記載がある。なお、staudingeriはドイツの有名な昆虫学者Otto Staudinger (1830-1900)に献名して命名されたものである。
(特徴)本亜種、亜種heptanoniusおよび亜種ikarusを統合したとすれば本亜種が代表亜種になる。
(斑紋) 両性とも亜種heptanoniusや亜種ikarusに酷似する。