3.亜種spilotia Rothschild, 190830) [♂, ♀](♂:2型;♀:2型)
= tabuchii Hayami & Kobayashi, 199417) [♂, ♀] (Hong Kong)
(分布)中国 (CHINA) [雲南省 (Yunnan)], 麗江 (Lijiang), 瑞麗 (Ruili), 滄源 (Cangyuan), 瀾滄 (Menglang),モウ海(Menghai), 景洪 (Yunjinghong), メンラー (Mengla), 緑春 (Luechun) [四川省 (Sichuan)], 成都 (Chengdu), [貴州省 (Guizhou)], [湖南省(Hunan)], [広西壮族自治区 (Guangxi Zhuangze Zizhiqu)], [海南省 (Hainan)], 五指山 (Wuzhi Shan), 通什 (Tongshi), [広東省 (Guangdong)] 雷州半島 (Leizhou Pen.), 東海島 (Donghai Dao), 雲開大山脈 (Yunkai Dashan), 羅浮山 (Loufu Shan), [香港 (Hong Kong)], [福建省 (Fujian)] 武夷山 (Wuyi Shan)。 [分布図117]
(発見と原記載のエピソード)中国の海南島で1905年5月に採集された1♂、2♀♀に基づいてRothschildにより1908年に記載された。完模式標本の指定はなく、すべて等価基準標本である。
(特徴)両性とも前翅の翅脈条の有無により暗色型と明色型とに分けられる。
(斑紋)♂:後翅では黒色翅室斑点が出現する個体が多く、その数は1個から6個に及ぶ。
1.暗色型:光沢のある黒色で翅脈条はない。
2.明色型:主として第2-4脈に黄色を帯びた灰白色条が存在する。
♀:後翅の亜前縁室には小さい黄色の斑点が存在するのみ。暗色翅室斑点は小さく孤立するものが多い。
1.暗色型:暗褐色で翅脈条はない。
2.明色型:第1b脈を除くすべての翅脈に中室に達する翅脈条があり、中室斑は中室先端の約1/3をM字状に覆う。