概要


地形および地質



 地形は、標高約100mの南東に走る稜線から北東にかけて分かれた4つの尾根と、それらに囲まれた谷からなる傾斜地になっています。南部の傾斜は15~22度、北部は25~35度に及ぶ急傾斜地で、傾斜の方位も多岐にわたり、地形は甚だ複雑です。

 地質は花崗岩が大部分を占めていますが、一部に安山岩の露出が見られます。土質は一部の砂壌土を除きほとんどが埴壌土で概して痩せ薄です。


気象状況





 気候は瀬戸内海の特徴を持ち、年間の平均気温は15.4℃と非常に温暖で、しかも降水量は月最高が300mmで年間降水量は1145mmと少なく、1日の日照時間は年間1日平均約6時間です。


沿革





昭和33年4月



 国立学校設置法施行規則の一部を改正する省令(昭和33年3月31日文部省令第7号)により、農学部
 附属農場を設置



昭和46年3月



 附属農場の移転統合計画が文部省より承認され、本場、前田圃場、氷上圃場および大宮果樹園を当時
 井戸傾斜地農場と呼ばれていた現在地に移転統合



昭和61年4月



 附属農場の部門組織を7部門(作物部、畜産部、果樹部、蔬菜部、花卉部、山林部、農産利用部)から5
 部門(作物栽培部、畜産部、果樹園芸部、施設園芸部、種苗生産部)に改組



平成12年4月



 附属農場の部門組織を5部門から4部門(作物栽培部、畜産部、果樹部、蔬菜花卉部)に改組