2008年から15年間行ってきた「日本の食の安全特別コース」で培った留学生教育のノウハウを活かし、農学研究科の持続可能な農業の専門とするである教授陣が、留学生や日本人学生を「食と環境を保全するスペシャリスト」に養成するコースです。 優秀な留学生を受入、日本語と英語能力を含めコミュニケーション能力を高め、専門教育から就職支援までを一貫してサポートする取り組みです。日本とアジアの架け橋となる高度専門人材を育成し、アジアの人材育成に貢献することを目標としています。アジアの環境保全型農業技術の向上と高品質で安全性が高い農産物や食品の普及のための人材育成を目的としています。
1. 農業関連分野の専門学部を優秀な成績で卒業または卒業見込みである者。
2. 食糧生産、食品製造、食品の安全性、生命科学、有機化学、環境保全、環境科学などの関連分野のいずれかに高い興味をもち、専門的な科学的素養を有する者。
3. 論理的飛行能力が高く、課題発掘、課題解決能力を有し、業務遂行能力の高い者。
4. 母国語以外に、英語と日本語の運用能力が高く、コミュニケーションスキルの高い者。
5. 心身共に健康で,環境変化への対応能力が高い者。
・基礎科目
日本語力強化科目と英語力強化科目を数科目ずつ開設し、日本語と英語の運用能力を高め、修了時までにCEFLでB2(中上級レベル;抽象的・具体的な話題の複雑な文章の要点を理解できる。ネイティブとお互いに緊張せず、普通に対話できるほど流暢で自然である。幅広い話題について、明確で詳細な文章を作成できる。)レベル以上を目指します。
・食と環境展開科目
講義科目としてスマート農業特論、環境保全学特論、農業・食品産業経営特論、食品加工学特論、演習科目としてアドバンスト農場演習、アドバンスト環境保全フィールド演習、アドバンスト食品産業キャリア演習、経営者・リーダー養成科目として科学技術イノベーション特論、社会人基礎力特論を開設し、実践的に専門性を高めます。
・専攻科目
指導教員開講科目、指導教員以外が開講する日本語科目、指導教員以外が開講する英語科目を履修し、日本語と英語での専門用語の理解を深めます。