カリキュラム
教育科目の特徴 -Project based learning法による教育システム-
「日本理解力」と「食のグローバル化」教育:合計300時間
■ 日本語・日本文化 ■ ビジネス教育 ■ ビジネス日本語
- ・日本語能力試験N2(旧2級)合格に必要な日本語教育課程に沿った教育
- ・食品企業の必要とするビジネス日本語、技術用語などを会話に加えられるようにする。
- ・就職試験、面接試験などに必要な会話力を身につける。
- ・ビジネスレターの書き方、挨拶の仕方、名刺交換など基本的なビジネス上の常識を学ぶ。
課題解決型専門課程教育
■ 食品分子機能化学特論(機能特性)
■ 食品衛生学特論(微生物毒素分析)
- 食品成分の抗酸化活性、抗菌性、抗がん活性、アレルギー抑制など3次機能成分の紹介と機能メカニズムの紹介。
- 最近の微生物毒素マイコトシキンの発生原因解明と安全性評価法。日本の食品微生物汚染の現状と問題点を紹介。
- 乳化性油脂の安定性の向上法の検討。
- 運動栄養学の最新の話題を紹介。
- 微生物を利用した食品開発の現状を紹介。
- 食品の物性評価法の開発と物性及び食味の改善。
産学連携開発カリキュラムによる専門課程教育
■ 冷凍食品学特論(凍結解凍技術応用) ■ 食品保蔵学特論(保存料の安全と特性) ■ 食品包装学特論(最新の包装技術)
■ 食品安全分析学特論(機器分析) ■ 食品流通安全システム論特論(推奨科目) ■ 国際食品産業論特論
■ 食品衛生関係法規(推奨科目)
■ 食品インターンシップ
- 冷凍技術の開発歴史から最近の急速冷凍技術の進歩等について紹介する。
- 食品の保存性を高める保存料など食材への添加物の利用法や安全性などについて紹介する。
- 食品の包装材は単に食品を包む材料としてのみならず、抗菌性を高めたり、酸素透過性を制御されたものなど機能性素材として広く使われている。その素材特性から食品包装材適性など広く食品用途を紹介する。
- GC/MSやLC/MSを使った残留農薬等の分析手法について紹介。残留農薬の安全基準について分析の立場から現状を解析する。
- 消費者の視点に立った食の安全について考え、現状の加工流通過程でのHACCPやトレーサビリティー、ISOsなどに対する企業の安全性への取り組みについて紹介する。
- 日本の食品産業界の動きを世界の食品産業界の動きと併せて議論し、今後の日本のフードシステムのあり方、食品産業の発展方向について解説する。
- 知的ロボットによる加工食品の生産性管理法の取り組みを原理から分かり易く紹介し、安全性確保の現状について紹介する。
- 日本に置ける食品衛生上必要とする関係法規を紹介する。
- 食材の栽培技術を紹介する。生産から流通までの食材の流れは新鮮な生物材料の動きであることを意識させる。
- 冷凍食品会社や関連会社に2週間程度派遣し、冷凍現場や加工現場にて、商品ができるまでの工程について理解し、実践的な冷凍技術、HACCP実際を学ぶ。
経営者やリーダー養成のためのプログラム
■ 食品産業の経営戦略特論 ■ 食品リスク管理経済評価特論 ■ 技術経営学特論 (MOT)
- 食品産業界の経営者がどのような視点で、経営戦略を立てているのかを、経済動向などマクロな視点から紹介する。
- マーケットの売り上げ情報など、現場の消費者のニーズ解析から日持ちや売れ筋の解析などを管理評価する解析力を身につける。
- 瞬間冷凍技術などを例に、最新の食産業界の加工技術がどのように会社の経営方針と結びつき、企業戦略となるのかアメリカなどの例も示しながら、紹介する。
2021年10月入学者【13期生】修学案内(カリキュラム)
詳細はこちらをクリックしてください。(PDF:約269KB)
2022年10月入学者【14期生】修学案内(カリキュラム)
詳細はこちらをクリックしてください。(PDF:約259KB)
教育プログラム終了後
- ■ 日本語能力試験N2(旧2級) ■ 冷凍食品生産、管理の専門家 ■ 食の安全評価法習熟
- ■ 食品の1次ー3次機能の習熟 ■ 技術経営者の養成 ■ ISOから工場管理力
「日本の食の安全」対訳単語集
Last up 2022.11.11