概要Summary

近年大きく発展した次世代シーケンス技術は、分子生物学などの特定分野にとどまらず、医療、農業、食品、環境分野などの生命科学が関連するあらゆる分野で、遺伝子レベルでの機能解析を可能とした。本研究施設では、医学、農学、工学、生物学分野におけるあらゆる対象生物(高等動植物から微生物にまで)の次世代シーケンスによる膨大な遺伝子配列の情報処理すなわちバイオインフォマティクス技術の拠点化を進めている。本研究センターは、本学におけるゲノム解析技術に関する研究・教育基盤を構築し、さらに地域バイオインフォマティクス拠点を形成して、ゲノム解析技術で地域に貢献することを目的とする。