香川大学とチェンマイ大学大学院修士課程のダブルディグリー協定に基づく、日本人派遣学生初の学位取得

【農学部広報担当】

 香川大学大学院農学研究科とチェンマイ大学大学院農学研究科が2011年11月に締結したダブルディグリープログラム協定に基づき、2014年9月から1年間のチェンマイ大学への派遣を経て、帰国後、本学研究科の修士課程で学んでいた大西悠香さんが、この度、無事学位を取得し、本学の日本人学生として初めてのダブルディグリー取得者となりました。
 大西さんは、タイ国北部山岳地域におけるアリ類の生態について綿密なフィールド調査を行い、その結果をもとに学位論文を提出して、2017年3月両大学より学位を授与されました。慣れない海外での研究活動には、相当な苦労もあったようですが、受け入れ先の先生方や学生の皆さんの支援と、本学での指導教員の伊藤教員からの励ましにより、初志を貫いてダブルディグリー取得を成し遂げました。
 現在、大西さんに続いて、日本人学生1名が留学中で、一方チェンマイ大学からはこれまでの4名に加え、本年10月からさらに1名を受け入れる予定になっています。ハードルの高いダブルディグリープログラムですが、果敢に挑む両大学の大学院生の意気込みはすばらしく、また誇らしいものです。この経験をもとに国際社会での活躍が大いに期待されます。

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