田中道男名誉教授が 日本農業工学会賞2020・新農林社賞2020を受賞

【農学部広報担当】

 本学の田中道男名誉教授が、日本農業工学会賞2020・新農林社賞2020を受賞されました。この授賞式および受賞者講演会は、本年5月に東京大学中島記念ホールで開催される予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の拡大にともない延期され、令和2年10月31日にZoomウェビナー(webセミナー形式)により実施されました。「日本農業工学会賞」は、農業工学関係の10の学会が加盟している日本農業工学会が「農業工学分野で特に優れた業績を挙げた個人を表彰するもの」で、日本の農業工学分野で最も名誉ある賞とされています。また、「新農林社賞」は、「農業工学分野における特に優れた研究業績と農業の発展への貢献に授与されるもの」です。当日のウェビナー授賞式において、日本農業工学会賞2020の賞状と記念の表彰楯が、また、新農林社賞2020の賞状と副賞が授与され、引き続いて受賞者講演が行われました。
 今回受賞の対象となった研究業績「洋ランのクローン苗生産に関する先駆的技術の開発」は、コチョウランなど洋ランのクローン苗生産についての新技術開発に関する40年間の研究成果であり、その成果に基づいたさまざまな先駆的農業工学技術は、高品質と低コストが課題である国内外のクローン苗生産ビジネス現場に大きく寄与してきました。
 田中道男名誉教授にとって今回の受賞は、平成30年度日本農学賞・第55回読売農学賞に続く栄誉となりました。



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