カセサート大学の水産学部長が農学部を表敬訪問

2023年4月26日(水)、本学の学術交流協定校であるカセサート大学水産学部のDr. Suriyan Tunkijjanukij学部長、Dr. Tanuspong Pokavanich学部長補佐、本学の卒業生であるDr. Juta Mookdasanit水産加工品学科長が、農学部を訪問しました。農学部側からは、秋光学部長、川村国際交流担当副学部長、多田副学部長、小川国際交流委員が出席し、今後の共同研究や学生交流について意見交換を行いました。

 その後、引き続き、海洋科学分野、食品関連分野にて関連教員も参加しての意見交換を行いました。

 海洋科学分野では、会議室おいてPokavanich先生(通称メン先生)から、現在カセサート大学水産学部海洋科学科を中心に実施されているタイ湾の環境調査プロジェクトの紹介がありました。こちらの農学部側からは、パンフレットを用いて庵治マリンステーションの紹介をしました。その後、多田、一見、山口研究室(海研)を実際に見学して頂きました。研究室内の海水中の溶存態有機炭素・全窒素、全リン、および栄養塩自動分析装置や卓上電子顕微鏡等を見て頂きました。研究室では、山口教員の奥様(カセサート大学水産学部卒業でJuta先生の友人)や、今秋からカセサート大学水産学部に留学予定の大学院生と懇談頂きました。

 食品関連分野では、Juta先生が、タイが世界の20%の収穫量を誇るマグロの副産物であるマグロのヒレ、血液や骨などの有効利用法の研究などを紹介し、農学部からはYONEKURA教員が機能性成分の吸収に関する研究など、石井教員が食品の乳化関する研究などを紹介し、今後の共同研究に関する意見交換を行いました。

 また、昼食では讃岐うどんを味わった後、栗林公園を散策しました。

 今後も学生交流も含めた更なる国際交流の発展が期待されます。

このページの管理者:農学部広報担当