2025年5月29日、香川大学農学部にて、アサンプション大学(タイ王国)テオファン・ヴェナール バイオテクノロジー学部(生命工学部)との2か月間にわたる国際研究インターンシップ・プログラムの締めくくりとして、閉会式が開催されました。
今年度は、香川大学国際交流委員会委員長のルーツ・ピーター教授と、アサンプション大学グローバル学術開発・産業連携担当副学部長のアティッタヤ・タンダンスクル講師の協力のもと、アサンプション大学から4名の学生インターンを受け入れました。
インターンシップ期間は2025年3月28日から6月1日までで、学生たちは研究活動や文化交流、さらには地域の農業関連施設への訪問など、貴重な体験を重ねました。以下の指導教員のもとで研究活動が行われました:
・応用コミュニケーション研究室 ルーツ・ピーター教授
・沿岸物質循環論研究室 山口教授
・ケミカルバイオロジー研究室 栁田准教授
閉会式では、学生たちによる最終プレゼンテーションの発表が行われ、修了証の授与と記念撮影が行われました。式典では両大学の関係者より挨拶がありました:
・香川大学農学部長 小川教授
・アサンプション大学テオファン・ヴェナール バイオテクノロジー学部長 パッチャニー・ヤスリン助教
・アサンプション大学食品技術学科長 ルンダオ・クリンジャポ講師
・香川大学農学部国際交流委員長 ルーツ・ピーター教授
【出席者一覧】
アサンプション大学より:
・グローバル学術開発・産業連携担当副学部長 アティッタヤ・タンダンスクル講師
・学生インターン4名
香川大学より:
・農学部長 小川教授
・国際交流委員会委員長 ルーツ・ピーター教授
・国際担当副学部長 川村教授
・山口教授(沿岸物質循環論研究室)
・栁田准教授(ケミカルバイオロジー研究室)
・農学部教職員および学生
プログラムの概要とスケジュール
3月28日~31日:
インターン生が来日し、ホスト機関である香川大学による正式な受け入れが行われました。オリエンテーションでは、農学部の教育プログラムおよび施設の紹介がルーツ教授とカリフ講師によって行われました。
4月1日~22日:
研究室での初期配置が行われ、各研究プロジェクトや手法についての紹介がなされました(指導教員:ルーツ教授)。
また、食品科学、植物科学、生体分子化学、環境・生態機能など、各専門分野に関する特別セミナーも実施されました。
4月~5月(継続中):
山口教授(環境生態機能学領域)および栁田准教授(生物分子化学領域)の指導のもと、各研究室にて実験活動が行われました。週1回の学術セッションも開催され、以下の内容が含まれました:
ルーツ教授およびカリフ講師による国際コミュニケーションセミナー
高水准教授および塩井准教授による日本語クラス
そのほかの主な活動として、さぬき麺業株式会社への見学、希少糖を用いたアイスクリーム製造の体験型ワークショップ(小川学部長指導)も実施されました。
5月29日:
最終プレゼンテーションと閉会式が実施されました。
6月1日:
学生たちはタイへ帰国し、2か月にわたる研修および交流プログラムは終了となります。


















香川大学は、本プログラムにご協力いただいたすべての関係者の皆様に心より感謝申し上げます。今後もアサンプション大学との継続的な連携と発展を期待しています。
このページの管理者:学務係国際担当