日本農芸化学会2026年度中四国支部大会において、大学院生が優秀発表賞を受賞

 2026年9月11日に鳥取大学で開催された「日本農芸化学会2026年度中四国支部大会」において、香川大学大学院農学研究科修士課程1年の大賀悠香さんが、学生優秀発表賞を受賞しました。

 大賀さんは、「スフィンゴ脂質レベルに依存した転写因子Com2の発現制御機構の解析」と題して研究成果を発表しました。本研究では、酵母をモデル生物として、生体膜を構成する重要な脂質の一つであるスフィンゴ脂質の合成制御に関わる転写因子Com2に着目し、細胞内のスフィンゴ脂質量に応じてCom2の発現が調節される仕組みを解析しました。その研究成果が高く評価され、今回の受賞につながりました。

 スフィンゴ脂質は、酵母からヒトに至るまで真核生物に広く存在する脂質であり、その代謝異常はさまざまなヒトの疾患との関連が知られています。本研究の成果は、細胞内のスフィンゴ脂質恒常性を維持する仕組みの理解を深めるものであり、将来的にはスフィンゴ脂質代謝異常に関連する疾患の発症機構の解明にもつながることが期待されます。

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