「国際インターンシップ in バンコク+チェンマイ2018」を実施

【国際インターンシップ担当教員・国際交流委員会】

 平成30年8月19日(日)から9月1日(土)までの14日間、タイ・バンコクとチェンマイにおいて10回目の国際インターンシップ(タイ・カセサート大学、チェンマイ大学など)を実施しました。JASSOや農学部後援会などからの支援を受け、農学部2・3・4年生と修士1年生の合計16名が参加しました。
 カセサート大学でのインターンシップは、水産学部の国際共同教育プログラム(1単位)として、カセサート大学農産学部の3・4年生12名と協働学習形式で、実施されました。開校式後、英語で、食品の安全性、機能性、保存及び食品製造についての講義を受けました。また、豆乳缶詰の製造やスナックの製造とその物性測定などの実習も受けました。さらに、タイに進出している日系食品会社スラポンニチレイの冷凍食品工場を訪問し、海外で日本に輸出さられる食品の製造現場を見学しました。最終日には、試験が行われ、試験に合格した学生には、カセサート大学水産学部から1単位が授与されました。香川大学の学生とカセサート大学の学生が共に机を並べ、双方刺激を受けながら学び、交流を行いました。試験終了後は、タイで有名なチャトゥチャック・ウィークエンド・マーケットへタイの学生と共に行って買い物の手伝いをしてもらいながら交流を深めました。
 2週目は、チェンマイに移動し、第七回香川大学-チェンマイ大学シンポジュウムに参加しました。シンポジュウムでは、口頭発表を聞いたり、全員がポスター発表を行ったりしました。ポスター発表では、プラグラム参加者の修士1年の井島 弘貴君と冨本 卓君が優秀賞を獲得しました。また、ウエルカムパーティーにおいて、讃岐うどんの口頭でのプレゼンテーションとソーラン節のダンスパフォーマンスを披露し、パーティーを大いに盛り上げました。

 参加した学生は、この2週間で大いに成長し、「カセサート大学では、タイの学生と意見交換しながら授業を受けることができて良かった」「海外の大学を訪問することで、日本を客観的に見つめるきっかけになった」「商品開発や企業の考えなど香川大学では学べないことを学べた」「国際シンポジュウムでポスター発表ができたことは貴重な体験であった」などの声が聞かれました。今回の国際インターンシップ参加を契機に、長期の海外留学や修士課程への進学を考えるという学生が複数名おり、香川大学のグローバル化に大いに寄与するプログラムであったと考えています。

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