農学部の学生12名(学部生11名と大学院生1名)が2022年8月24日からベトナムのハノイ工科大学 生物工学・食品工学部での研修を開始しました。ハノイ工科大学は同国で最初に設立された理系総合大学で、理系最難関の名門大学です。農学部生の国際インターンシップの実施は3年ぶりです。
【研修の主な内容】
ベトナムで一か月間の滞在中、食品や農業、バイオテクノロジーに関連する授業(英語で行われます)をベトナム人学生と一緒に受けたり、讃岐うどんの歴史と作り方を紹介した後、ベトナム人学生などと共に手打ち讃岐うどんの作製と試食を行ったり、現地の食品工場(ビール工場など)を視察したりします。また、学生は、2名ずつに分かれ6つの研究室に配属し、各研究室で生物工学・食品工学関連の研究を体験します。この一か月の国際インターンシップは、会社で必要とされる優秀なグローバル人材になるための素養を身に付ける貴重な経験になると期待しています。
【派遣費用の支援と安全対策】
本研修は日本学生支援機構(JASSO)の短期派遣プログラムに採択(課題名「グローバル化に対応した食農スペシャリスト養成」)を受けて実施するもので、約7割の学生は給付型奨学金の支援を受けて渡航しています。また、農学部後援会からの資金援助も受けております。安全対策としては、渡航中の期間、農学部の教員(ルーツ教員、小川教員、野村教員)が駐在し、学生の安全確保やサポートを行います。
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