ベトナムのハノイ工科大学(HUST)生物工学・食品工学部で、8月25日から研修を受けていた農学部学生12名(学部生11名と大学院生1名)が9月28日に引率した野村教員と一緒に無事帰国しました。一行は、HUSTで35日間の研修を受けました。現地では、学生が6つの研究室に分かれて、それぞれビール、日本酒、発酵茶、ジュース、豆腐、パンの製造や難分解性の化合物を分解できる微生物の単離にチャレンジしました。そのほかに、農学関連の授業(使用言語:英語)をHUSTの学生と一緒に受講しました。
また、ベトナムでの食品などの加工などの実際を知るために、ビール工場、米麺(Pho)加工場、糖蜜の製造プラント、動物飼料の製造工場、お菓子工場、お米やキャッサバの栽培現場の見学を行いました。
さらに、学生間交流として、HUSTの学生と一緒に、讃岐うどんやベトナム春巻きをつくったり、ソーラン節の踊りを披露したりして交流を行いました。週末には、HUSTの教員や学生の案内で、歴史的建造物を見学したり、陶芸教室に参加し、ベトナムの歴史や文化についても学びました。最終日には、ベトナムの小学校を訪問して、現地の小学生と交流も行いました。
今回の国際インターンシップを通して、参加した学生の英語コミュニケーション力は格段に向上しました。ご支援いただきましたHUSTの教職員、学生の皆さんに深く感謝申し上げます。
このページの管理者:学務係国際担当