平成25年2月5日(火)午後1時半から農学部A405講義室において、「フラワー・オブ・ザ・イヤーOTA2012受賞記念：香川県におけるカーネーション園芸について」を開催しました。学部学生、大学院生、本学の教員をはじめ、学外の研究者や生産者、流通業者など約60名が参加しました。
　まず香川大学農学部准教授の鳴海貴子氏には「カーネーションにかける私の愛夢（ロマン）」と題して学術の観点からカーネーション切り花の老化現象のメカニズムについて、つづいて香川県農業試験場主任研究員の瀬尾龍右氏には「うどん県オリジナルカーネーション『ミニティアラシリーズ』の育成」と題して県試験場における新品種育成の現状と課題について、さらにオリジナル品種育成と高品質生産の実績が市場関係者から評価されて「フラワー・オブ・ザ・イヤーOTA2012」を受賞された真鍋農園代表の真鍋光裕氏には「池戸に始まった私のカーネーション人生」と題して生産・流通・販売について、それぞれ講演頂きました。三人三様の視点からの極めて興味深いご講演に対しそれぞれ有意義な質疑応答ののち、盛会のうちに終了しました。

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