伝説のネコ「ムタ」さん

市村研ブログ

2024年4月5日 お花見プチランチ


 雨がちな桜の時期でしたが、晴れ間をついて農学部キャンパスでお花見プチランチを行いました。できれば公渕公園あたりに出かけたかったのですが、昨年度から市村は農学部運営に忙殺されており、まとまった自由時間の確保が難しくなっています。学生には申し訳ないですが、ことしもキャンパス内でお花見ランチとなりました。以前は桜の下にあった石のテーブルとイスは生協食堂横に移動されてしまったので、段ボールなどを敷いて敷物にしました。僅かな時間ではありましたが、つかの間の桜をラボメンバー全員で楽しめました。

みんなニコニコ ^^

2024年3月24日 卒業式&修了式


 催花雨のなか10時から卒業式、11時から大学院の修了式が挙行されました。式の後、雨を避けてオリーブスクエアの下で皆さん集合して記念撮影や歓談をして別れを惜しんでいたようです。市村研は修士2年の川人さんと髙楠さん、学部4年の杉本くんが課程を修了して学位記を授与されました。3人ともおめでとう。また、在校生が見送りに集まり、花束や記念品の贈呈をおこないました。来週はもう新年度、それぞれの進路を一歩踏み出します。教え子達に幸あれと願います。





理事として式に登壇された秋光先生もお越しになりました

2024年3月1日 いちご狩り@森のいちご


 前日の追いコンではM2とM1の都合が悪かったため二次会を行わず、翌日の3月1日に二次会の代わりにみんな揃って三木町にある森のいちごに行きました。三木町はいろいろ見所がありますが、香川県のいちごの産地でもあるのです。森のいちごは手作り感のある施設でありながら、あちこち楽しむための工夫が凝らされています。園内にはウサギとヤギが飼育されており、いちごのヘタを食べてくれます。いちごの実は人間が食べて、ヘタは動物がたべる、なんと無駄のない仕組みでしょう。ハウスの中は暖かく、いちごの香りが漂っていました。以前は家族で来たことがありましたが、研究室で来ても楽しいですね。この数年で一番たらふくいちごを食べました。おなかがいっぱいながらも隣にはジェラート屋さんのMUCCAがあります、寄らない理由がないので、みんなで立ち寄りました。M2には最後の思い出作りになったと思います。







2024年2月29日 植物病理グループ追いコン


 例年ですと課題研究発表会の夕刻なのですが、今回は1週間後に高松市内のお店で行われました。今回は秋光先生が出席され、秋光先生の始めのお言葉、市村の乾杯、望月先生の〆のお言葉という流れで進行しました。途中、就職のため研究室を離れた修士2年の院生のビデオメッセージを流したり、名曲イントロクイズなど余興もありました。会の運営を頑張った3年生、動画を寄せてくれたM2の子達、プレゼントの準備をしてくれた学生さん皆さんお疲れ様でした。

2024年2月22日 植物科学領域 課題研究発表会


 植物科学領域の課題研究発表会(いわゆる卒論発表会)が行われました。市村研は杉本くんが発表しました。発表が良かっただけでなく、質疑応答が非常に落ち着いており、的確に答えていて成長を確かに感じました。質疑応答を含めてベストな発表でした。お疲れ様でした。

2024年2月14日 修論発表


 大学院修士課程の修論発表会が植物科学領域で行われました。市村研は修士2年の川人さんと髙楠さんが発表しました。二人とも研究の追い込みをかけてくれたおかげで研究結果が充実していました。これを受けて、植物病理グループでのセミナー発表の縮小版ではなく、本人が頑張った点が強調される発表になるよう、発表のストーリー構成を練り直しました。二人とも内容が凝縮され、ストーリー性があり、チャレンジした部分が表に出た発表にしたつもりです。
 発表では二人とも堂々と発表しており、その後個別に行われた口頭試問でも議論が盛り上がりました。二人は仲良く、真面目にコツコツ研究に取り組みました。そして、お互いに高め合いつつ学部と修士課程を過ごしてきたと思います。3年生で研究室に分属されて来た頃を思い出すと、ずいぶん成長したなとつくづく思いました。後は引継ぎを行えば、大学院修了を残すのみになります。p.s. まとめてブログを更新したときに、うっかり修論発表を書き忘れていました。指摘されるまで気づかず申し訳なかったです。

2024年1月10日 大学院生による低学年向けセミナー司会


 毎年この時期に実施している一年生向けの「大学院進学のススメ」セミナーを今年も実施しました。主に修士課程の院生に話してもらうのですが、今年は博士課程の院生にも講演してもらう機会に恵まれました。1年生はまだ大学院での研究や研究室生活について情報を持っていないので、情報を提供することと、早期に大学院進学を意識してもらうことが目的です。今年は100人超の動員ができて参加者数の落ち込みを止めることができました。この日のために、プレゼンを作成してくれた3人の院生に心より感謝の意を表したいです。

2023年12月22日 植物病理学グループ忘年会


 大掃除を終えた後は、高松市内の居酒屋さんで植物病理学グループの忘年会でした。教員は望月先生と市村が参加し、秋光先生は本部の忘年会とのことで秋光研2次会からご参加とのことでした。市村の乾杯で始まり、望月先生の〆のお言葉まで2時間半、コロナ開けの4年ぶりの飲食を伴うお店での忘年会となりました。ビンゴ大会あり、席を入り乱れてワイワイと皆さん楽しんだご様子でした。後は年越しを迎えるのみです、皆さん良いお年を。

2023年12月22日 年末大掃除


 2023年授業最終日となる22日に大掃除を行いました。他の研究室も大掃除をしたところが多かったです。前日に実験室の掃除を開始して、今日は8:50分に集合して作業を始めました。というのも12時から1時間植物病理学グループのラボミーティングがあり、13:30よりゲノム・遺伝子源解析センターのセミナーがあるためです。居室と実験室は午前中にポリッシャーによる床掃除とワックスかけを終えて、セミナー2つが終わったら植物の栽培室などの清掃を行いました。
 市村は午前中は新任教員研修の運営があり、午後もセミナー対応で十分な時間が取れないため別途掃除を行う事にしました。学生さんたちは寒風の中、外窓の清掃も行い、居室と実験室は床をピカピカにしてくれました。ご苦労さまでした。
 掃除が終わったら夕方から植物病理学グループの忘年会です。週が明けると研究室は冬休みに入り、実験を継続する一部の学生さんを残してラボは閑散となります。
外窓掃除の3年生達、元気です実験室の床はピカピカ栽培室も掃除します栽培室の中も掃除します

2023年12月15日ゲノム・遺伝子源解析センター シンポジウム


市村研が所属するゲノム・遺伝子源解析センターの国際シンポジウムが今年も行われました。今回は4年生以上の発表者が4名、3年生は聴講で参加しました。浅田さんと杉本くんはマイク係も兼任でした。運営全体として田淵先生が取り仕切り、望月先生が会場統括、受付は田中先生に杉山先生でした。杉田先生、野村先生、市村も座長を務めさせていただきました。今回は医学領域の発表もありより学際的になりました。田淵先生をはじめ運営に当たられた先生方は大変お疲れ様でした。
 市村は杉田先生のご紹介で中国科学アカデミーで研究をされている三木先生と特に交流させていただきました。シンポジウム前日には研究室でミニポスターセッションを行い、有益なご意見を頂きました。ありがとうございました。

全体集合写真

2023年12月2日 教育学部附属坂出中学校 出前講義


 オープンスクールのイベントの1つでしょうか、各学部から1名の教員が出前講義行うようです。しばらくコロナ禍のため休止していたそうですが、今年度から復活させたようです。過去は農学部では秋光先生や伊藤先生がお話になりました。市村は下の内容でお話ししました。親戚のおじさんが甥っ子姪っ子に話すようにお願いします、とのことでしたので親しみを持ってもらえるよう話してみました。アンケートをとってみると、専門用語が分からない、なにか体験メニューがあった方が良いとのコメントがあり改善すべき点がありました。一方で、勇気づけられた生徒さんもおられたようで、好きな道を進もうとする背中を少し押せたかな?と思いました。この件では香川先生と石田先生に大変お世話になりました。この場をお借りして御礼申し上げます。

「スキのチカラと研究者への道」
 高校受験を控えた皆さんは将来について少し具体的に考え始める頃かも知れません。好きなことを仕事にした方がいい?それとも、出来ることを仕事にする?好きなことと出来ることの狭間で将来像を思い悩む年頃だと思います。
 出前授業では、かつて理科が好きな子供だった講師が、上段のような悩みを抱えながら年月を重ね、大学の研究者になっていった軌跡を辿ります。講師自身の経験に加え、大学研究室での教育経験に基づき、「スキのチカラ」と「研究者のキャリアパス」についてお話しします。
良い天気でした。

2023年11月9日 ラボランチ


収穫祭と大きなイベントが終わり、市村研3年生全員を囲んだ歓迎会も兼ねてラボランチに出かけました。お邪魔したのは春日町にあるカレー屋のレッドチリです。メンバーそれぞれ美味しいカレーとお喋りを楽しみました。

2023年11月3日 農学部収穫祭


農学部収穫祭も今年から一部飲食を伴う展示や体験を復活させて開催されました。市村研は定番の「タバコで光るGFPを見てみよう」の実験体験を実施しました。3年生のトレーニング実験を書けて準備を進めており、無事GFPの蛍光を観察できました。3年生は初めてのスタッフ対応をお疲れ様でした。また、上級生も指導と準備、来客対応に片付けとお疲れ様でした。また、研究室OBOGも足を運んでくれて、市村は近況を楽しく聞かせてもらえました。親になったり結婚したり、転職したりとそれぞれ自分の道を歩んでいることを嬉しく思いました。

2023年10月13日 新歓


 コロナ禍で途絶えていましたが、植物病理学グループで3年生の新歓を
数年ぶりに高松市内の飲食店にて行いました。理事になられた秋光先生も本部からお越しになり、各研究室の学生を交えて賑やかな会になりました。終わった後は、市村研メンバーで2次会を行いました。コロナは完全に終息していませんが、久しぶりの交流イベントを楽しみました。
秋光先生のご挨拶望月先生の〆のおことば二次会の様子

2023年10月 3年生3名分属


池村、小﨑、瀬越の3名が分属しました。今後の活躍が楽しみです!

2023年9月23-24日 日本植物病理学会関西部会


 修士2年の川人さんと髙楠さんが参加発表しました。これまで学会の口頭発表では質疑応答で苦戦しましたが、今回は2人ともリベンジできたようです。発表もほぼ時間通りに終わり、練習の成果が発揮できました。発表が終わった後の電話連絡がちょっと誇らしげでした。2人の成長を感じました。お疲れ様でした。
 市村は直前に体調不良で欠席することになり、発表と座長に穴を開けてしまいご迷惑をおかけしてしまいました。この場をお借りしてお詫びいたします。また、急遽座長の代理をしていただいた先生に御礼とお詫び致します。

2023年8月22日 教職科目 生物学実験


 カリキュラム改善の一環として、今年度から教職科目グループが形成され、急遽市村研が参画および生物学実験を実施することになりました。教職科目を履修している学生が、将来先生になったときに企画運営できる実験を本実験で実施し習得することを目標としています。
 急遽白羽の矢が立った市村研ですが、これまでいろいろアウトリーチ活動をしておりますのでネタには困りません。これまで実施した実績のある、1)ペットボトル顕微鏡で細胞を見てみよう、2)バナナからDNAを取り出そう、3)ほうれん草から葉緑素を取り出そう、以上の3本立てで実験を行いました。2コマ分には詰めすぎかと思いましたが、学生さんたちはさっさと実験を進めて気が付けば時間内に終了していました。今回教えた実験をネタに、先生になったときの理科実験に役立ててもらえると市村は嬉しいです。
 市村研ラボメンバーには買い出しから試薬作製、搬入搬出、TA業務まで、準備段階から最後の洗い物まで協力してもらいました。昨年「おじょもんクラブ」で行った出前授業の経験があったので安心して任せられました。夏季休暇明け直後の日程でしたが何らトラブル無く実施できました。この場を借りて感謝の気持ちを表したいとおもいます。どうもありがとう!

2023年8月4日 オープンキャンパス


 盛夏の中、オープンキャンパスが開催されました。予約登録者数は600人を越えているとかで農学部としてなかなかの参加者数です。市村研は定番としているベンサミアナタバコのインフィルトレーションとアガロースゲル電気泳動の模擬実験体験を実施しました。
 予想に反し、開始30分は立ち寄る来場者がおらず気を揉みました。結局、当研究室の訪問者数は10数人でしたが、ラボメンバーも少ないので、それなりに忙しく学生さんは働いてくれました。「じっくり体験コース」に参加しているので、実験体験が終わっても大学生活や受験について、あれこれお喋りして緊張気味の高校生と打ち解ける時間を確保出来たと思います。研究室に来てくれた高校生が少しでも香川大学農学部を気に入ってくれて、受験しさらに入学してくれたらとっても嬉しいですね。インフィルトレーション用植物やGFPを発現させたベンサミアナタバコ、そしてアプライ用アガロースゲルを用意してくれたり、会場設営と片付けをしてくれたり、来場者を積極的に呼び込んで親切に対応してくれた市村研メンバーにこの場を借りて感謝します。

2023年8月2日 博士課程学生インタビュー動画撮影


 大学の中期計画を達成するため、博士課程学生を増やすとてインタビュー動画を作製することになりました。全学の教務委員会から依頼がかかり、委員を務めております市村に仕事の依頼がやってきました。残念ながら市村研に博士課程学生はおりませんので、いろいろ人選の結果田淵研の坂田くんに依頼することになりました。動画のインタビューアーは修士課程学生という指示でしたので、ウチのM2にお願いしました。
 撮影が始まると、お越しになった創造工学部の石井先生のハイテンションに圧倒されながらも2テイクで無事OKとなりました。噛まずにシナリオに沿った発言をしたり、声を張ったりで集中力の要るお仕事でした。私は楽しく裏方をしておりましたが、出演した学生は終わるとどっと疲れたようでした。お疲れ様でした。調整に応じてくださった田淵先生、来月に米国留学を控えた坂田くん、川人さんと髙楠さん、石井先生に本部からお越しになった事務職員の方々お疲れ様でした。
撮影直前撮影合間の談笑中おちゃめだな。

2023年7月20日 ビアガーデン納涼会@jungle beer garden


 補講も含めて市村研担当のコース実験が終了しましたので、打ち上げとしてビアガーデンに行ってきました。コロナは完全に終息していませんが、大学の制限が解除されたことを受けての実施です。2019年以来なんと4年ぶりになりました。時が経つのは早いです。
学生が撮ったスパイショット

2023年7月12日 農学部クリーンキャンパス


15日に控えた農学部120周年と来月のオープンキャンパスを前に農学部の清掃を行うクリーンキャンパスに参加しました。毎年恒例で市村研は希少糖記念碑周辺をきれいにしました。曇りで風もある比較的作業しやすい天気でしたが30分も作業したら結構汗をかいてしまいました。市村研の女子は虫に怯えつつ落ち葉を沢山集めてくれました。終わりにドリンクをいただき研究室に戻ります。皆さんお疲れ様でした。

2023年6月19日、26-28日市村研コース実験


 毎年前期に行われる研究室の大きなイベントが、市村研担当の応用生命科学コース実験です。今年は他の先生と日程が入れ子になったため少し変則的なスケジュールとなりました。今年度はラボメンバーが4人と少ないため、市村もTA役を担って、TA一人で2班を担当する体制としました。4年生の杉本くんには少々荷が重かったかも知れませんが、率先して予備実験を行ってくれたおかげで、昨年よりCBB染色の条件検討がうまく行き改善した結果となりました。もちろん、監督した先輩達のおかげがあります。加えて、細かくあれこれ指示しなくても率先して準備を進めてくれたおかげで、市村は安心して任せることができました。
 いざ始めてみると、例年と異なり今年はマイタケの破砕に手間取り、待ち時間が長くなってしまいました。破砕機が1つしか使えないのでしょうが無いのですが、繰り返さないように手順を見直しました。その他、マイナートラブルがあったので、その都度プロトコールを改訂して来年に備えました。
 全体としてはポジティブコントロールがうまく行き、全ての班の実験が成立する結果となり、ホッと胸をなで下ろすことができました。まだ3名の補講が残っていますが、ほぼ無事に終えることができそうです。研究室体験に加えてラボメンバーには大きな負担をかけましたが、まじめにTAに取り組んでくれたことに、この場を借りて心より感謝の気持ちを表します。

1班2班3班4班5班6班7班8班9班10班

2023年6月13日, 7月4日 2年生研究室体験


 コース分属前の恒例行事として2年生の研究室体験が行われました。最終希望を出す前に、お試しとして分属第1と第2希望のコースの研究室で研究内容を聴いたり実験体験をしたりするイベントです。1回目は生命コースが第一希望、2回目は生命コースが第二希望の2年生が来たようです。
 1コマの割り当て時間で、前半は今後5年間のキャリアパスを考えてコースと研究室を選択すること、研究室の選び方、市村研の研究内容と研究室運営について話しをしました。話しばかりでは退屈するので、後半は実験体験をおこないました。内容はベンサミアナタバコへのアグロインフィルトレーションとアガロースゲル電気泳動の模擬実験で、毎年の定番メニューです。研究室の学生にも対応をお願いして、学生目線で相談に乗ってもらいました。2年生に良いアドバイスが出来たら良いなと思います。準備から手伝ってくれた市村研メンバーはお疲れ様でした。

2023年3月28日 プチお花見ランチ


農学部キャンパスの桜の下でお花見ランチをしました。キャンパス内の東端に桜が3本植えてあり、花崗岩の椅子とテーブルもあってお花見にピッタリです。植物病理学会開催期間中で、市村も年度末に予定がある関係で、今回は名所に出かけずキャンパス内でささやかに行いました。

2023年3月24日 卒業式&修了式


 曇天ではありましたが雨に降られず無事式が終わりました。式の後、噴水広場にて植物病理グループの学生が集まり、寄せ書きや記念品の贈呈、写真撮影などが行われました。M2の永井さんと山中くん、B4の関野さんはこれから社会に旅立ちます。大変なこともあるかもしれませんが、幸多かれと願います。進学する浅田さんは修士課程での成長を願います。送り出す側の学生さんたちはこの日のためにいろいろ準備をしてきました。ご苦労さまでした。

2023年2月28日 課題研究発表会&オンライン追いコン


 浅田と関野の2名が発表を行いました。本番に向けて発表練習を何度も繰り返し行いました。また、データを間に合わせるために実験も平行して行うなどなかなか大変だったと思います。その後、3月3日までに卒論を提出して、あとは卒業式を待つだけになりました。お疲れ様でした。


 課題研究発表会終了後、16時からオンライン追いコンが行われました。いろいろ出し物があったり、OBOGからの動画メッセージがありました。市村研は伊藤くんと佐藤くんからメッセージをいただきました。佐藤くんは11月に収穫祭で会ったので様子は聞いていましたが、伊藤くんもちゃんと社会人をしていて安心しました。

2023年2月15日 修論発表会


 M2の永井さんと山中くんが発表しました。翌日の口頭試問も無事終わり、後は修了を残すのみとなりました。二人ともお疲れ様でした。

2023年1月30日 公開国際シンポジウム「環境・資源ゲノムとライフサイエンス」に参加・発表


 これまで例年行われていた農学部植物遺伝子源解析センター主催Phytogeneシンポジウムを発展させた「環境・資源ゲノムとライフサイエンス」公開国際シンポジウムに参加・発表しました。4年生以上の学生全員が英語ポスターを作成してポスター発表を行い、市村もシンポジウムの講演者として英語で発表しました。今回から運営のリーダーが田淵先生に変わり、多くの苦労があったと思いますが、開けてみれば大成功でした。田淵先生はじめ、運営に当たられた先生方に感謝致します。シンポジウムの様子はこちらの農学部ウェブページに掲載されています。

2022年11月10日 市村研新歓


今回は学生さんの希望に沿って、カジュアルにびっくりドンキーへ行きました。ちゃんとルールを守りつつ新歓ランチを楽しみました。

2022年11月3日 オープンキャンパス・収穫祭


コロナ禍ではありますが、今年は一般公開としてオープンキャンパス・収穫祭が開催されました。大好評の留学生によるお国自慢料理はありませんが、各研究室が特色を活かした展示や体験教室を実施しました。市村研は定番のノーベル賞のGFPが光る葉っぱを見てみよう!の実験体験を実施しました。今回もGFPがバッチリ発現して見栄えが良かったです。来場者の対応はラボメンバー総出でおこないました。準備から片付けまでお疲れ様でした。
また、仕事のお休みを取って当研究室や植物病理グループの卒業生も顔を見せに来てくれて、とても嬉しかったです。最後に来場された皆様に感謝致します。

2022年8月22日 コース実験、オープンキャンパス&出前講義打ち上げ


 大学の夏季一斉休業が終わり、M2も就活を終えて研究室に戻ってきましたので、ラボメンバーそろってひっそりとコース実験と出前講義の打ち上げを行いました。残念ながら当日一名体調不良で直前に参加が叶いませんでしたが、お昼にクルマに分乗してでかけて寿司割烹屋さんでランチをいただき、そのあとジェラート屋さんのMUCCAに移動して好きなジェラートを選んで食べました。もちろん感染予防した上で行いました。
 今年はコロナ禍のためコース実験が補講になり、補講がオープンキャンパスの直前になったり、補講の補講があったり、さらに翌週に出前講義があったりで、コロナ第7波に翻弄されつつ慌ただしい8月前半でした。そのまま夏季休業に入り、ようやく一息付ける状況となりました。一方、市村は夏季休業明けがコース実験のレポート〆切りだったため、急いでレポートの評価を行って昨日成績を提出しました。それでようやくブログが書ける時間を作れました。本当に慌ただしかったです。来年はコロナ禍が落ち着き、予定通りイベントや学生実験が粛々と行えるよう願うばかりです。
ランチの店を省略してMUCCAですみなさんお疲れ様。青の装丁のウォーリーを探せをする二人

2022年8月10日 出前講義(おもしろ植物サイエンス実験)


 10年ぶりくらいに子供向け出前講義の依頼が舞い込みました。丸亀市の小学校放課後クラブの「おじょもんクラブ」さんからで、学生5人と一緒に実験教室を丸亀市飯野コミュニティーセンターで行いました。ちなみに「おじょもん」とは丸亀に伝わる伝説の大男だそうです。実験の対象は4から6年生として、安全最優先で実施しました。メニューは2013年に実施した生涯教育を短縮して、「ペットボトル顕微鏡で細胞を見てみよう」と「ほうれん草から葉緑素を取り出そう」の2本立てとしました。参加者数は18人で、2人で1テーブルの9班編制にしました。1テーブルにお一人ずつクラブのサポートさんに付いていただきました。
 最初に自己紹介から始まり、引き続きペットボトル顕微鏡の説明をスライドで行いました。以前はボトルのキャップの裏側にリブがないタイプがあり、そのまま使用できましたが、現在は集めたペットボトルのキャップ全てにリブがありました。このリブを刃物で切り取る必要があるのですが、ケガをする可能性が高いので、あらかじめ切除したキャップを持ち込みました。実はペットボトル顕微鏡用の作製は難しく、キャップの穴が大きすぎてレンズとなるガラスビーズが固定できなかったり、そもそも組み立てても細胞がうまく見えなかったりしてしまいます。全体の3/4から2/3の子供さんはうまくできて細胞が観察できたようです。残念ながら細胞が見えなかったお子さんには、お家でもう一度チャレンジできるように、希望者はビーズを3つお土産に持ち帰れるようにしました。顕微鏡の作製では時間が掛かって、全体で1時間30分の予定のところ、この時点で1時間10分くらい経過してしまいました。
 次に、お子さんのお迎えの時間を1時間遅らせてもらって、ほうれん草から葉緑素を取り出そうを行いました。大人向けではシリカゲルを乳鉢で破砕して粉にするところから始めるのですが、かなりシリカゲルがぴょんぴょん飛んで行くので、目に入って傷を付けないように、あらかじめ研究室で砕いておきました。まあ、学生さんが代わりにすりつぶしたのですが苦労したようです。ほうれん草を砕いたシリカゲルですりつぶすところから始めたのですが、ちょっと市村の見立てと指示が悪く、本来抹茶のようにするところを、ほうれん草を入れすぎてペーストみたいになったお子さんもチラホラおりました。すりつぶして粉状にしたサンプルは、有機溶媒で光合成色素を抽出した後、試験管を使った薄層クロマトグラフィーで展開してクロロフィルやカロテノイドに分離しました。展開後はクロロフィルとカロテノイドがいろいろな色のバンドとして分かれるので状態の変化を見て楽しむことができます。また、分離後のTLC用アルミシートに紫外線を照射して、励起された光合成色素が発する蛍光も簡易暗箱を用意して観察してもらいました。ちょっと展開溶媒が多すぎたところがあり、スポットサンプルが展開溶媒に溶けてしまって展開後の光合成色素がうまく見えない場合がありました。ちょっと予備実験のツメが甘かったです。この実験は40から50分くらいで終わり、お迎え時間前に片付けまで済ませることができました。
 終わりまでケガなどのトラブルがなく、無事終了することができました。小学生のお子さん達は普段放課後クラブを行っている施設だったため、なかなか元気が良かったですが、ヒヤッとする場面が無くて安心しました。説明の時に問いかけをすると答えてくれて、好奇心から来る純粋さに久しぶりに触れることができました。実施にあたり、現地のサポートさん達をはじめ、ご対応いただいた事務の岩田様、お昼に連れて行って下さったセンター所長の横田様にも大変お世話になりました。また、予備実験から実施まで全てを手伝ってくれたラボメンバーに感謝します。ブログへの写真掲載は許可を得ていますので、下に実施風景を載せました。





2022年8月5日 オープンキャンパス


 新型コロナウイルス第7波の真っ最中ではありましたが、香川大学のオープンキャンパスが実施されました。市村研はじっくりコースとして運営に参画しました。実施内容は例年通りの「ノーベル賞のGFPで葉っぱを光らせよう!」と題して、GFPのアグロバクテリウムを介したタバコ葉での一過的発現とDNAのアガロースゲル電気泳動の模擬実験でした。研究室には、香川はもとより、愛媛、高知、岡山、兵庫の各県から親子連れさんがお越しになりました。今回はやや訪問者数が少なかったですが、時間に余裕ができたので、入試、カリキュラム、生活などで聞きたいことを伺い、丁寧に答えさせていただきました。なお、永井さんはダイバーシティ推進室(旧男女共同参画推進室)ブースでキャンパスライフや大学での研究について高校生の相談対応係を依頼されて、隣の部屋でお仕事でした。
ウチの学生さんたちには、アグロインフィルトレーションや植物の準備、運搬、片付け、案内掲示などあれこれ活躍してもらいました。応用生命科学コース実験の翌日にもかかわらず皆さんお疲れ様でした。週末で疲れを癒やしてください。

タバカムでのGFP発現隣の部屋でお仕事中模擬実験の説明中


2022年6月22日、27日、8月3日、4日 市村研3年生対象応用生命科学コース実験


 日程がおかしい感じですが、新型コロナウイルス感染症の影響で3,4日目を休講にしたため、1ヶ月ちょっとの間を置いて補講となりました。猛暑と感染対策のため、換気扇を常時運転していたため、学生実験室の室温が下がらず暑い中で実施しました。学生さんも我々もきつかったです。
 実験メニューは、植物や微生物材料を使用したザイモグラフィーです。基本的に2年次に行う基礎実験のSDS-PAGEの応用実験になります。何年か行ったので、おおよそ内容がこなれて固まったことは良いことですが、今年は小さい失敗がありました。1つはpositive controlのマイタケが明瞭なバンドにならなかったこと。2つめはゲル染色液のCBBが濃すぎたことです。予備実験で染色が薄かったのでCBB濃度を上げたのですがやり過ぎました。マイタケが何故薄かったのかはいくつか要因が挙げられますが、どれが理由かは分かりません。学生さんには考察材料になったと思います。今後はイチジクをポジコンにしようかと思いました。3番目はCBB染色の途中で電子レンジが突然壊れてしまったことです。急遽、望月研から電子レンジをお借りすることができました。望月先生ありがとうございました。
 まあいろいろありましたが、今年は嬉しいこともありました。市村研の学生スタッフのスキルが上がり、都度細かい指示を出さなくても事前準備がキチンと整い、始まれば適宜自主的に動いて実施をサポートしてくれたことです。これは大きな進歩でした。この場を借りて市村研の学生には感謝の気持ちを伝えたいです。電子レンジはすぐに発注しました。ちょっとかわいいレンジが納品される予定です。間を置かずオープンキャンパスがあります。皆さん頑張りましょう。

実験風景
各班の結果

2022年7月28日 農学部クリーンキャンパス


 オープンキャンパスの1週間前は、キャンパスをキレイにして受験生を迎えるために恒例のクリーンキャンパスがあります。市村研は毎年希少糖記念碑の回りを清掃しました。ここは日陰があって暑い日照りでも他の場所よりマシですし、人目に付くところなので清掃のやり甲斐があります。女の子達は虫やセミの抜け殻に怯えつつも清掃を頑張ってくれました。熱中症予防で作業は30分程度で切り上げ、飲み物をいただいてラボに戻りました。ご苦労さまでした。
暑い中ご苦労さま

2022年6月14日、7月5日 2年生研究室体験


 例年恒例の2年生の研究室体験を実施しました。2年生は10月にコース分属を控えています。選択の参考のため実際に第1,第2希望のコースの研究室に出向いて研究室の説明を受けたり、実験体験を行ったりする行事です。2回に分けて行われるのですが、大体市村研の学生実験と日程がぶつかるので1回しか行わないことがほとんどでしたが、今年はバッティングしなかったので2回とも実施と相成りました。
 市村研では研究室の研究や研究室運営などについて話した後に、アグロインフィルトレーション(葉への液体注入)とアガロースゲル電気泳動の模擬実験を行い、最後にレポートをその場で書いて提出してもらい終了という流れです。それに合わせてアグロインフィルトレーション用の植物と同方法でGFPを発現させたベンサミアナタバコ、アガロースゲル電気泳動の準備を行いました。今回はベンサミアナタバコに加えて、2回目はN. tabacum(いわゆる実験用の”タバコ”)も準備しました。1回目はインフィルトレーション後の日数を十分確保できなかったのでGFP発現はイマイチでしたが、2回目はしっかり発現してバッチリ蛍光が見られました。2年生でもインフィルトレーション操作は1回試すと2回以降は失敗せずできますね。アガロースゲルへのサンプルのローディングは、マイクロピペットを初めて操作することからちょっと難しそうです。合間に応用生命科学コースの特徴や実際に所属した感想をラボメンバーに話してもらいました。ラボメンバーには植物の準備や運搬、アガロースゲルの準備、そして当日の対応などで時間を割いてもらいました。この場を借りて感謝の意を示したいと思います。どうもありがとう。

ベンサミアナタバコで発現させたGFPタバコで発現させたGFPタバコはあらかじめ針で穴開けするとうまく水が入ります

2022年6月21日 農場実習引率


 21Aのアドバイザー教員として農場実習の引率をしました。当日は雨天のため、恒例の田植えは残念ながら中止となりました。本館付近で農学部バスを下車して、山頂付近にある畜産施設を目指しながら途中果樹園の施設で説明をはさみながら歩きました。畜産施設の見学が終わったら今度は下って花卉のハウスや野菜を育てている圃場を見終えたらバスに乗って農学部に帰ります。農学部の教室でレポートを書き、提出してもらって終了しました。対応に当たられた望岡先生、諸隈先生、水田先生、農場の職員さんに御礼申し上げます。
ブドウのハウスにて圃場にて

2022年5月21-22日 川人さんと髙楠さんが生物系三学会中国四国地区 合同大会 2022年度 島根大会で発表


 中四国植物学会含め生物系3学会が主催する表記の学会がリモートで行われました。市村研では川人さんと髙楠さんが口頭発表しました。修士の第1クオーターは多忙を極める時期ですが、それに加えて課題研究で進展のあった二人に市村の勧めで学会発表にチャレンジしてもらいました。繰り返し発表練習を行い、学会さながらにzoomをつかって予行演習も行い臨みました。ところが、学会本番で川人さんの音声が出ないトラブルが起こり、髙楠さんが機転を利かせて彼女のPCから音声を拾うことで発表できました。二人とも発表は落ち着いてできましたが、質疑応答では想定外の質問に回答に苦戦しました。でも、過去の先輩も初回は四苦八苦した子が多いので、市村はチャレンジすることを評価して、初回の質疑応答は気にしません。よく頑張ったと思います。22日日曜の午前で会は終了したので、そのあとVACCAでピザのランチをしてMUCCAでジェラートを食べて、二人の労をねぎらいました。なかなか良い経験になったと思います。これを糧に次も頑張りましょう。
髙楠さんの発表川人さんの発表
二人ともお疲れ様でした。ベジターレピザ なかなかボリュームがあります。

2022年4月5日 お花見@公渕公園


 桜が満開で春の陽気に恵まれましたので、お花見ランチとして公渕公園に行ってきました。広々とした森林公園にソメイヨシノが沢山植えてあり、広場までの歩道は桜のトンネルです。短い時間でしたがお花見を満喫できました。就活中の学生も連れて来たかったな。

2022年3月30日 受理された高木さんの論文が公開されました


 2019年に当研究室から巣立った高木さんの、Simultaneous mutations in SMN1 and SUMM2 fully suppress the dwarf and autoimmune phenotypes of Arabidopsis mpk4 mutantが国際学術誌のPlant Signaling & Behaviorでshort comunicationとしてオンライン公開されました!オープンアクセスです。これで高木さんの研究結果は全て論文化できました。本論文は投稿からすぐに受理された様に見えますが、実は最初の投稿でmajor reviseとなり、年をまたいで再投稿となっています。要求されたデータを出すため、市村も久しぶりに根を詰めて実験しました。修士の永井さんもqPCRでキレイなデータを出してくれました。この場をお借りして、共著の方々に心よりお礼申し上げます。

2022年3月22-29日 日本植物生理学会、日本植物病理学会


 3月末は年度末の学会シーズンです。永井さんが植物生理学会と植物病理学会、新谷くんが植物病理学会でそれぞれオンラインにて研究成果を発表しました。植物生理学会の永井さんの発表はポスターでした。口頭発表のみの植物病理学会では永井さんは就活のスケジュールの関係であらかじめ録画した動画で発表し、市村が質疑応答しました。新谷くんは4年でしたが、先輩の積み重ねの上に更に研究を大きく進展させたので学会発表となりました。こちらは発表・質疑応答とも新谷くん自身で行いました。どちらの発表もスムーズに行え、新谷くんは初めての発表でしたが質疑応答も初めてながら良かったと思います。二人ともお疲れ様でした。

永井さんの植物病理学会での発表新谷くんの植物病理学会での発表

2022年3月24日 卒業式・修了式


 晴天の元、卒業式と修了式が幸町キャンパスで挙行されました。卒業・修了おめでとう!

2022年2月28日 卒論発表会


 市村研の川人、新谷、髙楠の3人が課題研究発表会(卒論発表会)に臨みました。繰り返し練習した成果が発揮できたかな。市村は都合によりリモートで見届けました。コロナ禍ならではかもしれないですね。3人とも落ち着いて発表できました。お疲れ様でした。まだ、卒論提出が残っているので頑張ろう。

2022年2月17日 修論発表会


 コロナ禍真っ只中ではありましたが、感染対策を施して対面で修論発表会が行われました。市村研唯一のM2の伊藤くんが、学部生から3年半行った研究を発表しました。伊藤くんお疲れ様でした。

2021年12月24日 年末大掃除


 クリスマスイブでもある12月の授業最終日にラボメンバーで年末大掃除を行いました。例年通り、居室と実験室はイス等移動可能なものを廊下に出して、拭き掃除、ポリッシャーによる床掃除、ワックスがけ、その間に3年生は窓掃除とみんな大忙しでした。さらに16時からの植物ゲノム遺伝子源解析センターの月例セミナーも出席してなかなかの過密スケジュールな一日でした。来週は学生さんの帰省が始まるので、農学部は閑散とし始めます。いよいよ今年も終わりですね。皆さん、新型コロナウイルスのオミクロン株に気をつけつつ、平和で静かな年末年始をお過ごし下さい。

2021年10月15日 3年生分属記念撮影


市村研に3年生2名の分属が決定しました。10月4日からラボに来て、専門英語とトレーニング実験に励んでいます。そろそろ慣れてきたかな。
2021年10月吉日撮影

2021年8月6日 農学部オープンキャンパス


 香川県内も新型コロナウイルス感染第5波の徴候が見られる中、警戒レベルが際どいながらも、県内高校生のみを対象に対面形式でオープンキャンパスが実施されました。県外の希望者はwebオープンキャンパスで対応となっています。
 昨年度はweb開催のみでしたので、市村研としては久しぶりの高校生対応でした。タイトルは「GFPが光る葉っぱを見てみよう!」と題して、定番のベンサミアナタバコを使ったアグロインフィルトレーションと電気泳動の実験体験です。GFPを発現するベンサミアナタバコは伊藤くんと髙楠さんが準備をしてくれてバッチリ蛍光を確認することができました。コツをつかめたことで数年前の不調が嘘のようです。
 県内生のみの対面実施と言うことで参加者は141名と例年の700~500名と比較して大幅減でしたが、県内生だけで括るとコロナ前とほぼ同数の参加者数でした。市村研に来て下さったのは5組ほどでしたが、その代わり丁寧に実験体験を説明したり、キャンパスライフや国公立大学と私立大学との違いを説明したりするよう心がけました。来場者は高校2年生の女子が多かったです。今日のことを3年生になっても憶えてもらえたら嬉しいですね。
 ラボメンバー全員で準備と対応、片付けを行いました。メンバーには感謝しております。それでは、安全で良いお盆休みでありますように。

写真撮影とブログ掲載の許可を得た方のみ載せております。




2021年7月29日 農学部クリーンキャンパス


 来週に迫った8月6日(金)のオープンキャンパスに備えて、16時から行われた農学部キャンパスの清掃活動「農学部クリーンキャンパス」に参加して希少糖記念碑周辺の除草と落ち葉の片付けを行いました。今年はコロナ感染対策として集合時間を決めず、学部長の挨拶無しで三々五々始めて流れ解散といういつもと違うクリーンキャンパスでした。16時といえども外はかなり暑くて30分も作業すると汗だくになってしまいました。熱中症も心配ですのでそろそろ代替行事などを考えた方が良いかもしれませんね。参加したラボメンバーは蚊に刺されながらでお疲れ様でした。

2021年6月22-29日応用生命科学コース実験


 今まで3日間の日程で市村研のコース実験を行っていましたが、応用生命科学コース教員の退官が続いたため、規定の時間数を満たすために、2021年度から4日間の日程に変更しました。とは言っても以前の1日目の実験を2日に分けただけです。実験タイトルは「カゼインザイモグラフィーによる生物試料に含まれるプロテアーゼ活性の解析実験」です。実験ノートの記述も重要視しているので、事前に実験ノートを書いて1日目に臨んでもらうために、Moodle内に実験ノートの書き方の講義動画も準備しました。Moodleをみると、多くの学生は前日に動画を視聴したようでした。みんな掲示をよく見てくれたのかな??
 1日目に実験内容の説明とタンパク質抽出、2日目にタンパク質濃度の定量、3日目にザイモグラフィーの1日目としてSDS-PAGE、4日目にザイモグラフィーの2日目としてゲルの染色によるプロテアーゼ活性の検出、以上のメニューです。必要な器具類を確認しつつ確保したので、大きな混乱はありませんでしたが、分光光度計の調子が不安定で、あおりを食らった班がいくつかあったようです。次年度の予備実験で事前確認できるようにします。実はゲルの染色は、本来CBB G-250を使うところ、調製した学生さんが間違えたらしくR-250を使っていましたが、とりあえず染色できるので使い切るまでそのままにしておきましたが、今年から本来のG-250を使ったので染色が鮮明になりました。実験プロトコールの修正箇所も減ってきたので、プロトコールの完成に近づきました。以下に実験の様子や結果の写真を載せます。

1班2班3班4班5班6班 マイタケ、カイワレ、キウイ、納豆7班8班9班10班

  • 2021年6月15日&7月6日 2年生研究室体験


 例年6~7月にコース分属を控えた2年生の研究室体験が2日の日程で行われます。市村研はちょうどコース実験の時期でもあり、いろいろ大変です。いつもは1日だけの場合が多いのですが、今年度は1回の参加人数を減らして密を避けるために、少人数で2回行うことになりました。応用生命科学コース希望の学生で、1回目の6月15日は女子が3人、2回目の7月6日は男子が3人が体験にやってきました。
 前半は市村が研究室の研究紹介と1年後の研究室分属について簡単なキャリアプランについて説明を行いました。後半は実験室で実験体験を行いました。実験体験前半のメニューはベンサミアナタバコをつかったアグロインフィルトレーションの模擬実験とオワンクラゲの緑色蛍光タンパク質(GFP)を発現させたベンサミアナタバコの葉の観察です。今年はバッチリGFPが発現して、UVを当てると黄緑色にGFPを発現している葉が光ります。また、UV照射下では葉が赤く見えるのも注目ポイントです。1年生の植物生理学で教えた、光合成色素間のエネルギー伝達を目の当たりにできるのですが気づいてくれているかな。
 実験体験の後半はアガロースゲル電気泳動の実験です。ピペットマンを使って10ulのサンプルをアガロースゲルのwellに入れるアプライ体験です。ピペットマンを初めて使う学生さんにとっては、手が震えるとうまく行かないやや細かい作業です。短いなりに驚きがあったり困難さを感じたりできるよう工夫したメニューを実感してもらえたら嬉しいです。出席レポートを読む限りそこそこ好評だったようでした。実験だけでなく、将来を少し考えてみる良い機会になれば話した甲斐があったかな、と思いました。
模範演技中です。次は学生さんの番すんなり葉に注射器で水を注入できた学生さんが多かったです。GFPを発現させたベンサミアナタバコの葉です。次は電気泳動の実験体験です。ピペットマンを正しく保持しないと先が震えてうまくいきません。

  • 2021年6月11日 香川大学三木サテライトセミナーで講演


 香川大学は地域貢献の一環として、幸町キャンパスはもとより県内各地でサテライトセミナーを行っています。前回、市村は2014年2月6日に三豊でサテライトセミナーの講師を務めました。それ以来の久しぶりのサテライトセミナーでした。会場は、カルチャーセンター的に使用されているサンサン館みきでした。有名なうどん屋さんの滝音のそばですね。題目は「植物バイオテクノロジーの話」でした。当日の参加者は9名で年齢層は高めでしたが、最後まで真剣に聴講していただきました。アンケートをご記入頂いたところ概ね良い講義との感想で、ほっと胸をなで下ろしました。昨今はコロナ禍のためリモートでの講義が多いですが、地元からの聴講者さんの反応を見ながら、例え話をいれつつ講演するのはなかなか価値のあるお仕事でした。
案内のチラシです。右に掲載されていますサンサン館みきに着きましたなかなか立派な建物です

  • 2021年3月24日卒業式・修了式

 春らしく瀬戸内地方が晴れ渡った3月24日に香川大学の卒業式と大学院の修了式が行われました。市村研では修士2年の3名と学部4年生3名がそれぞれの課程を終え学位記が授与されました。4年生2名は引き続き本学大学院修士課程に進学し、修士課程の専門教育を受けることになります。それぞれカリキュラムをやり遂げて晴れ晴れした良い表情で写っていますね。祝う側の学生も嬉しそうです。研究室を巣立ち社会に出る教え子達はこれからが人生の本番です。長い人生の中で困難な状況に出くわすこともあるかもしれませんが、強く生きていって欲しいですね。





  • 2021年3月2日 課題研究発表会&追いコン


 こちらもコロナ禍の中、感染対策を行いながら植物科学領域の課題研究(卒論)発表会が行われました。こちらは少し早めに練習を開始したおかげか、発表自体は問題なくスムーズに終えることができました。例年発表は2月末に行われますが、会場確保の関係で遅い日程となり、卒論提出期限まで3日しかない状況で、発表が終わっても気が抜けない状況でした。
 発表後は植物病理グループでオンラインの追いコンをおこない、3月末で研究室を去る学生さんたちの労をねぎらいました。皆さんお疲れ様でした。


  • 2021年2月19日 修論発表会


 コロナ禍の中ではありましたが、農学部で最も広い教室を会場に修論発表会が行われました。市村研の土屋、萩藤、横田の3名が発表しました。発表は問題なくても質疑応答でフリーズしたり、質疑応答で思ったよりうまく答えられたり、発表者によってややばらけましたが、三者三様一生懸命に発表をしたと思います。お疲れ様でした。

  • 2021年2月10日 大学院生による学部低学年生向けセミナー実施


 植物ゲノム・遺伝子源解析センターが主催する「大学院生による学部低学年生向けセミナー」を実施しました。例年はBW106の1会場で行いますが,今回はコロナウイルス対策として収容定員の半分で行うため,A501との2会場同時並行で行いました。市村はBW106の司会を,A501は望月先生に司会をお願いしました。1年生の後期は水曜日のみが対面授業となっているので,水曜日3校時の植物生理学を担当している市村と小杉先生が告知を行い,期末テスト終了後休憩をはさんで引き続きセミナーを行いました。植物生理学受講者の参加率は95%とほとんどの学生が参加してくれました。講師は川崎研M1の山岡くん,高村研M2の中村さん,秋光研M2の江島さんでした。どの院生さんもなかなかの発表で,院進学のメリットや研究室分属後の研究室生活について,1年生にわかりやすく伝えていました。終了後にはミニレポートを回収しておしまいです。これまで院進学は考えていなかったけど,セミナーをきっかけに今後の選択肢として考えるなどが,ミニレポートに書いてありました。
 講師を引き受けてくれた院生さん,また発表を後押しして下さった院生さんの先生方,告知や当日司会をされた小杉先生と望月先生,全体とりまとめの秋光先生に御礼申し上げます。

  • 2020年12月25日 大掃除


 今年最後の週末の金曜日ということで、切りが良いこの日に研究室の大掃除を行いました。例年通りにイスを全て廊下に出し、エアコンフィルターを洗浄し、床掃除を行います。加えて日頃管理しているDN202-203と遺伝子実験施設の形質転換植物育成室も清掃しました。居室と実験室の清掃では電動回転ブラシを操る横田くんが活躍し、乾いた後はワックスがけで萩藤くんが4年生を引き連れて活躍しました。ワックスが乾けばイスを戻して、あとはタイムリーにラボメンバーの誕生日をケーキでお祝いしてお開きとなりました。みなさん、コロナ感染に気をつけながら静かでよいお年をお迎えください。

2020年10月吉日 3年生研究室分属

 市村研に川人、新谷、髙楠の3名が分属しました!専門英語とトレーニング実験で知識と技能を身につけて行きましょう。

  • 2020年9月15日 高木さん学位授与式&コース実験打ち上げランチ


 晴天に恵まれた9月15日に愛媛大学連合農学研究科の学位授与式が行われました。学位を取得する高木さんと主指導教員として市村が出席しました。コロナ対策のため、各大学に分かれてリモートで行う式となりました。Ph. Dを取得する院生はみな四角い帽子に黒のガウンというコスチュームでした。高木さんは最初に呼ばれて学位記を授与され、全員の授与が終わったら専攻科長の祝辞、記念撮影をして終わりとなりました。式の終了に合わせて高木さんのご両親もお越しになり、正門前の大学院のプレートの前で記念撮影を行い、晴れの日をお祝いされていました。
 式の後は、高木さんの学位取得のお祝いと市村研コース実験の打ち上げを兼ねて、風情あるお屋敷が特徴の郷屋敷で食事を行いました。これにて高木さんの学位に関するお仕事は全て終了となり、晴れ晴れとした気持ちです。ここまでたどり着くまで高木さんには苦労をかけましたが、結果としてストーリー性があり完結した研究となりました。高木さんは単に研究だけでなく、後輩の指導や研究室運営なども含めて、当研究室に大きく貢献してくれました。この場を借りてありがとうの気持ちを表したいです。

  • 2020年8月31日ー2020年9月5日 応用生命科学コース実験


 コロナ禍によりコース実験のスケジュールが大幅に遅延した結果、例年6月末にある当研究室のコース実験は2ヶ月遅れで行われることになりました。三密を避けるため、杉田研と同時並行かつ半分の人数の入れ替え制となり、3日間の日程を2回繰り返すので実験期間は倍の6日で実施しました。1日目はタンパク質抽出と定量、2日目はSDS-PAGEとザイモグラフィーのインキュベーション、3日目はゲルのCBB染色というスケジュールでした。昨年度全面刷新した本実験ですが、補講を兼ねた予備実験で新たな実験材料を検討した結果、より面白い内容になりました。
 本番では、苦労した班は1,2日目で20時前後までかかる長丁場の実験となりましたが(意図した訳ではありません)、やりがいのある実験を希望する学生には応えられる実験内容としました。スタッフ的にはさすがに6日間ぶっ続け、特にTAは大変だったと思います。TAとして準備、予備実験、実施、片付けで頑張ってくれた市村研学生にこの場を借りて感謝します。

  • 2020年8月19日 高木さんが筆頭著者のSMN2 の論文が、Plant and Cell Physiology誌のWebサイトで、Research Highlights August 2020 Editor’s Choice Paper の一つに選ばれて紹介されました!フリーアクセスですので全文を閲覧できます。光栄にもeditor's choice paperに選ばれて、責任著者として誇らしい気持ちです。高木さんのキャリアに華を添えられて良かったです。

  • 2020年7月7日 応用生物科学実習研究室体験

 暦では七夕ですが、梅雨の真っ最中の7月7日に毎年恒例の2年生対象の研究室体験を行いました。2年生は後期からのコース分属を控えており、どのコースを選ぶか判断するために研究室体験が毎年この時期に行われます。
 例年では6,7人は来るのですが、今年は4名の2年生が市村研の研究室体験受講することになりました。前半の研究室紹介は予定時間をオーバーしてしまい、その後引き続きベンサミアナタバコのインフィルトレーションと葉で発現させたGFPの観察、それからアガロースゲルの電気泳動体験を行いました。最後に出席カード代わりとなるミニレポートを書いてもらっておしまいとなりました。
 ちょっと最初の話が長すぎましたが、後半は研究室メンバーと会話をして少し緊張がほぐれた感じでした。今回は少々ベンサミアナタバコの調子がいまいちでしたが、GFPはバッチリ発現してUVを当てると黄緑色がビカビカに見えました。シリンジを使った葉へのインフィルトレーションでは、葉の中に水が入ってゆくことに新鮮な驚きを感じてもらえたようです。結局前半の遅れが取り戻せず、少し時間をオーバーして終わりましたが、2年生がうんざりせず、少しは面白かったと思ってもらえたら準備した甲斐があったとおもいます。GFPの発現は伊藤くんに、アガロースゲルは永井さんに行ってもらいました。ほか、説明や実演などは小柳さんと山中くんも一役買ってくれて、就活で不在のM2を除きオール市村研メンバーで対応となりました。みなさん、お疲れ様でした。
インフィルトレーション体験 
2人つづに分かれて実施 
電気泳動体験 
GFPのタンパク量はばっちり 

2020年6月19日 KADAI Frontier 2021 (大学案内2021)の完成!

 昨年度農学部の編集を担当した大学案内が遂に完成し、冊子が農学部に納品されました!取材をご快諾頂き、記事や写真を提供していただいたり、撮影やインタビューに応じてくださったり、校正をしてくださったり、過去の作成経験からアドバイス頂いた皆様には、この場をお借りして心より御礼申し上げます。名尾さんはじめ、事務の方々のご協力もありがとうございました。さらに、「希少糖三銃士」のコーナーでは何森先生御大にもご登場頂き、記事のコンセプトがぶれないよう、ライターさんとコミュニケーションをとって下さり本当にありがとうございました。御礼ばっかりですが、感謝の気持ちでいっぱいです。

 コース紹介インタビューや、「卒業生の声」コーナーでは指導学生や教え子に登場してもらい、写真を提供していただいたり、良い記事を書いてもらったりしました。卒業生とは以前の学生と先生ではなく、社会人として接したわけですが、皆さんしっかりしたなぁ、ちゃんと仕事しているなぁと成長を感じました。

表紙は日本のウユニ塩湖とよばれる三豊市の父母ヶ浜ですね。シンプルな構図です。編集を担当した証拠に載せておきます。
 勝手に編集後記を書きますと、動き出しが遅く、なかなか厳しいスケジュールのなかで、ほぼ1人で未経験の編集作業をするというチャレンジでしたが、どうにかここまでたどり着けました。普段は一緒に仕事をする機会のない先生方とも関われて、なかなか有意義な経験でした。わたしもいい年齢になってしまいましたが、この仕事を通してまだ自分にも頑張りが効く余地が残っていたのだなと、ちょっとしみじみ自画自賛してしまいました。もちろん、関係する方々の協力があってですが、少しずつでもチャレンジすることが今後も大事だなと思った次第です。

  • 2020年5月28日 高木さんのSMN2の論文が公開されました!

 世の中がCOVID-19の脅威にさらされ、第一波(正確にはヨーロッパ由来の二波?)がようやく収まり自粛が解除され始めた時期ですが、市村研を明るくするニュースが飛び込みました!以前に執筆してPlant and Cell Physiology (PCP)に投稿していた高木さんの2報目の論文が受理され、5月28日にadvance articleとしてPCP HPに掲載されました。論文名は次の通りです。 
Arabidopsis SMN2/HEN2, Encoding DEAD-box RNA Helicase, Governs Proper Expression of the Resistance Gene SMN1/RPS6 and Is Involved in Dwarf, Autoimmune Phenotypes of mekk1 and mpk4 Mutants
なによりうれしいのは、これで高木さんの博士取得に目処が付いたことです。彼女にはいろいろ苦労をかけました。通常より時間がかかりましたが、彼女の努力の種子がいままさに収穫の時期を迎えたことになります。彼女は私の教え子で最初に学位を取得することになる学生になります。今後の人生に「博士」を有効に利用して欲しいと願っています。とはいえ、学位論文を執筆・提出して、学位審査会を突破しなければなりません。まだまだ気が抜けないです。
 本研究には2019年度に東京農業大学と香川大学の間に結ばれた連携・協力に関する協定に基づく連携研究が含まれています。そこで、僭越ながら連携研究の成果を教育研究トピックスとして本学HPで公開していただきました。連携相手の太治先生は理研の篠崎研究室の後輩にあたります。また、研究では東京農業大学の生物資源ゲノム解析センターが実施する共同利用・共同研究拠点「生物資源ゲノム解析拠点」プロジェクトに採択された成果にもなっています。
 さらにですが、高木さんは現所属先である鳥取大農学部の上中先生の研究室に昨年9月に異動しており、詰めの実験はそちらで行わせていただきました。寛大なご対応をありがとうございました。また、篠崎研究室の高橋さんにはNGS解析、石川県立大の高木先生にもMutMap解析でご支援を頂きました。ほかの共著者の皆様にも本当にお世話なりました。いろいろな縁に助けられて研究がまとまりました。この場をお借りして心より御礼申し上げます。

  • 2020年3月24日 卒業・修了

 日本はある程度押さえ込めているとはいえ、コロナウイルス対策のため香川大学でも例年通りの卒業式は中止となりました。代わりに、24日と25日に各学部で、時間を決めずに受取に来た学生さんに対して学位記の授与を行うことになりました。24日はBW106が受け渡し会場となり、入口の前には本来パーティーで上映される各先生からのお祝いメッセージが掲示され、正面玄関には看板と豪華な花が飾られて、カメラマンさんも張り付いていて、農学部事務員さん達が精一杯の演出をしてくださいました。訪れた卒業生・修了生達はその前で三々五々写真を撮ったり歓談したりでいつまでも人の輪が途切れることがありませんでした。
 午前中に入口さんが、午後は村尾さんが学位記を受取りにきて、研究室にも顔を見せてくれました。修士課程に進学する伊藤くんは研究室にいるので、一緒に写真を撮影して、花束と寄せ書きを贈呈して卒業・修了をお祝いしました。森本くんはすでに勤務地での生活を開始しており学位記は郵送で受け取るとのことでした。市村研を去る3人は前もって3月9日にそろって挨拶に来てくれました。どうもありがとうございました。


  • 20202月28日 追いコン

 課題研究発表会の後の夕刻に高松市内の居酒屋でコロナウイルスに気をつけながら追いコンがおこなれました。追いコンでは秋光先生のお言葉から始まり、B4、M2の学生さんたちに記念品が贈呈されました。また、秋光研ドクター生の島上くんと松平くんも就職して4月から社会人となり、長年先輩として病理グループを引っ張って行ってくれた役目を終えることとなり、市村としても感慨深い会となりました。 全体の追いコンが終わったら各研究室に分かれて2次会を行いました。うっかり写真を撮り忘れてしまいましたが、忙しい中OBの久保くんが駆けつけてくれました。




  • 2020年2月28日 課題研究発表会

 修論発表会から2週間後の2月28日に課題研究発表会が行われました。課題研究発表会では伊藤くんと入口さんが発表しました。二人とも課題研究を頑張り、発表練習もしっかりこなせたので、安心して見守ることができました。

  • 2020年2月14日 修論発表会

 2月14日に大学院修士課程の修士論文発表会が行われました。村尾と森本の2名は前日夜遅くまで練習を重ね、当日の発表に臨みました。二人とも発表をうまくこなし、質疑応答はなかなか難しい場面もありましたが、破綻せず持ち時間を終えることができました。その後個別に行われた口頭試問を終えて、修士課程修了に必要なタスクを全て終えました。二人ともお疲れ様でした。あとは残った少しの仕事を片付け、サンプルやノートなどの整理を行い、引き継ぎ資料を完成させてください。

  • 2020年2月5日 大学院生による学部低学年生向けセミナー実施

 毎年恒例行事となった感があります学部低学年生を対象とした大学院進学セミナーを実施しました。市村はホスト役として司会を行いました。大学院博士課程在学中の院生1名、修士課程在学中の院生2名がそれぞれ違う立場ながら、実感や体験に基づいた大学院進学や研究生活について20分程度で講演してもらいました。発表者の1人に、当研究室の村尾さんが選ばれ、研究室に配属された後の学部や、大学院での研究生活、就活で気づいた自身の強みなどを話してもらいました。「自分では当たり前に感じていたことが、実は専門職に就くうえで強みになっていた」ことに気づくまでが、指導教員として胸熱でした。もちろん、島上くんと白井さんも素晴らしかったです。講師の皆さんありがとう、修士の2人は修論発表を来週に控えている状況での発表でした。また、開催では市村研メンバーが裏方となり準備や写真撮影、片付けをしてくれました。皆さんにこの場をお借りして感謝の気持ちを表したいと思います。
会場はこんな感じ、なかなかの入りです


最後は全員で記念撮影♪

  • 2019年12月26日 大掃除、植物病理グループ忘年会

 年の瀬が押し迫った26日に大掃除と植物病理グループの忘年会が行われました。日頃の溜まった汚れをきれいに落とすため、エアコンフィルターを掃除し、イス等を廊下に出して床を掃いた後、ポリッシャーとワックスがけを行いました。ポリッシャーは1つしか無いので、その間に植物栽培室や他の実験室に分かれて掃除を行いました。ラボメンバーが多くなったおかげで、広範囲の掃除でも夕方前には終了。夕方からは高松市内の居酒屋で4研究室合同の忘年会です。忘年会では腕相撲とお絵かきクイズ、○×クイズが企画され、なんと市村研が1等賞を勝ち取りました。景品は高島雄町の吟醸お酒、お店の許可をもらって結局みんなに振る舞われました。企画運営してくれた4年生はお疲れ様でした。
その後は研究室ごとに分かれて2次会です。終電まで居酒屋でおしゃべりしてお開きとなりました。幹事の入口さんどうもありがとう。みなさん、大掃除と忘年会お疲れ様でした。年末年始をゆっくり過ごし、リフレッシュしてまた研究室で会いましょう。
ポリッシャーをかけて乾いたらワックスがけワックスが乾くまでしばし休憩このとおりピカピカです1次会の様子
2次会

  • 2019年12月16日 先進ゲノム支援拡大班会議萩藤くん参加発表

 運良く採択された先進ゲノム支援の拡大班会議に萩藤が参加発表してきました。市村は授業の関係で萩藤くんに代理で参加してもらいました。全生物が対象なので、異分野の発表が多かったそうですが、それらが刺激になったそうです。また、他大学の院生さんがポスターに来て下さって長い時間ディスカッションもできたそうで、有意義な会だったと思います。萩藤くんお疲れ様でした。

  • 2019年12月9日 ファイトジーンシンポジウムXI

 毎年秋の恒例、香川大学農学部、農学部植物ゲノム・遺伝子源解析センター主催のファイトジーンシンポジウムXIが開催されました。
今年度のゲストには青枯病菌研究で著名なAlberto P. Machoさんや、私と同じく篠崎一雄先生の研究室出身の東京農業大学の太治輝昭先生を含めた複数の先生をお招きして開催されました。
市村は抗議があったので、終わりの3題しか聴講できませんでしたが、翌日はMacho先生と学生さんを交えてディスカッションができて、大変研究的に刺激が得られました。

学生さんは英語のポスターを作り、回ってきたゲストに対しポスター発表をします。3年生も先輩が行っている研究を学ぶ良い機会です。今回のポスター賞受賞者の1人に森本くんが選ばれました。森本くんおめでとう!

  • 2019年11月16-17日植物RNA研究ネットワークシンポジウム@立命館大学びわこ・草津キャンパス


 立命館大学びわこ・草津キャンパスで開催された植物RNA研究ネットワークシンポジウムに参加、発表してきました。まずは立命館大学キャンパスの立派さに驚きました。さすが関西の名門私立大学です。シンポジウムではポスター発表しました、小規模な学会なので発表質疑応答時間が十分あり、充実したディスカッションができました。主催されたオーガナイザーの先生方に感謝申し上げます。

入口のプレートとメインストリート(土日だったので人はまばらです)

  • 2019年11月3日 農学部収穫祭


 毎年恒例の農学部収穫祭で市村研は実験体験「ノーベル賞のGFPで葉っぱを光らせよう!」を実施しました。3年生のトレーニング実験も兼ねて3年生を中心に準備を進めてもらいました。今年はベンサミアナタバコの生育が安定し、GFPもバッチリ発現しました。また、3年生を含め、学生さんたちは、一般の来場者さんに合わせて実験体験を説明するなど、教育効果の高いイベントです。修士学生さん達はかなり経験を積んでいるので、市村は大学の運営業務のため、殆ど研究室にいられませんでしたが、安心して任せられました。
また、朝から久保くん、それから2017年に修了した修士OBが一同に集まってくれて感動ひとしおでした。はるばる遠くから来てくれた新里くんと永田くんには感謝です。夕刻には小坂さんとも会えて、とても充実したイベントでした。
まず実験体験の説明から入りますそれから葉っぱに注射




  • 2019年10月3日 3年生研究室分属



小柳、永井、山中の三名が市村研メンバーに加わりました!
今後活躍できるよう期待しつつ指導してゆきます。

  • 2019年9月20日 植物微生物研究会で高木さんが受賞!

 異動先の上中先生のご講演に合わせて、高木さんが高松サンポートホールで行われた植物微生物研究会の第29回研究交流会にて口頭発表し、見事学生優秀発表者賞の新人賞を受賞しました!高木さんおめでとう、異動後ですが香川での研究に花を添える結果となり、とても嬉しく思います。お知らせ下さった上中先生にも御礼申し上げます。

  • 2019年9月19-20日 日本植物病理学会関西部会@滋賀県立大学


 秋の時期恒例の関西部会ですが、今年は滋賀県立大学を会場に行われました。学生たちは1日早く出かけて関西部会若手の会からさんかです。市村は教授会の定足数に参加者が満たないということで号令がかかり、予定を変更して教授会の審議事項が終わってから出発しましたが、1日目の発表も懇親会にも間に合いませんでした。結果2日目のみの参加となりました。帰りにちょろっと国宝彦根城を見学して香川に帰りました。

  • 2019年8月29日-30日 国際基督教大学訪問&植物分子生物学シンポジウム

 学生と最初のポスドク時代の恩師、篠崎一雄先生の古稀を記念した植物分子生物学シンポジウムに参加、発表してきました。せっかくなので、前日に当時の直属の先輩である国際基督教大学(ICU)の溝口剛先生の研究室も訪問してきました。
 ICUは東京の三鷹にありながら、キャンパスが広く余裕をもって建物があり、高層建築物がないので、まるで森の中にキャンパスがあるようです。ICUの溝口先生を訪ねるのは初めてですが、歴史あるキャンパスや建物を工夫しながら植物の栽培室や実験スペースを確保されていました。大局的な観点から今後の仕事を捉えておられることが、じっくりお話ができたのでよく分かりました。私も自分のできる範囲で頑張らねばと背筋が伸びる思いがしました。
構内図ICU入口のロータリー、ここより先は撮影禁止
 翌日は理研の和光キャンパスで植物分子生物学シンポジウムが行われ、私も篠崎研当時の研究と現在の研究を発表させて頂きました。篠崎研で発表するのは異動以来ですので、17年ぶりになります。皆さん素晴らしい業績を出されていて、また新たなチャレンジをされていることがうかがえました。 シンポジウム後は篠崎一雄先生の古稀を祝う祝賀会が行われ、懐かしい方々にお目にかかることができました。お仕事の関係で欠席された方もいましたが、皆さん再会を喜ばれいるようでした。篠崎一雄先生の今後の健康とご多幸を心より祈願致します。
林田先生の乾杯の挨拶溝口先生による記念品贈呈
篠崎一雄先生による締めのお言葉帰りの飛行機が大黒ふ頭上空を通過して、以前の職場の理研横浜研がよく見えました。

  • 2019年8月27日 高木&Kendo送別会

 高木さんの就職先が決まり、9月から勤務ということと、タイからのダブルディグリープログラムで来ているKendoくんも香川大学側の学位審査が終了し、10月の帰国を待つのみとなったということで、植物病理グループで送別会を行いました。
 高木さんは私の研究室に来てから約7年ということで、最も長く在籍した学生になります。7年苦楽をともにしたり、研究が大きく展開してわくわくしたり、教員として忘れられない学生です。また、最初のPhD学生ということで、市村も指導者として至らないところもあったかと思います。まだ宿題が残っていますが、次のステップへ進むことができて本当に嬉しく思います。宿題をこなしつつ、次の職場でも活躍することを祈願しています。
秋光先生の始めのお言葉につづき、本人達の挨拶や
記念品贈呈がありました。2次会では高木さんの直弟子の濱野君も参加。それぞれからプレゼント贈呈がありました。

  • 2019.08.07 香川大学農学部オープンキャンパス

 お盆前の恒例行事である農学部オープンキャンパスで市村研はじっくり研究体験を実施しました。メニューは高校生向けということで、アグロインフィルトレーションの模擬実験とGFPを発現するベンサミアナタバコ葉の観察、これらが終わると第2実験室に移動して、アガロースゲル電気泳動のDNAサンプルアプライ体験です。今年はベンサミアナタバコの調子が良く、バッチリGFPが見えたそうです。アプライ体験はなれていないとピペットマンの先に付けたチップがプルプルして難しいのですが、そこをしっかり保持してサンプルをアガロースゲルのwellにスムーズに入れられるかが重要です。普段では立ち入れない大学の実験室や機器などに触れて、植物科学や分子生物学にもっと高校生が興味をもってくれたらうれしいです。
 今年は大学院生の高木さんと村尾さんが男女共同参画室主催の高校生相談コーナーで相談員の仕事があったので、研究室の実験体験は残りのメンバーにがんばってもらいました。聞くところでは、望月研の萩原さんも高木さん達に混じって、自主的に高校生の対応をしていたとのことでした。
 市村はオープンキャンパス全体の運営のため、午前は三木町文化交流プラザで司会などを行い、午後は入試個別相談コーナーで高校生対応を行っていました。自分の研究室は前を通過するだけでしたが、ラボメンバーはもう慣れているので任せて安心でした。今年も準備作業をがんばってくれたラボメンバーに感謝します。お疲れ様でした。








  • 2019.07.24 夢ナビライブ -インテックス大阪出張

 大学の運営業務として、7月24日にインテックス大阪で行われた夢ナビライブ2019に農学部説明要員として参加してきました。会場に向かう途中の駅でホームへの入場制限がかかるほどの人出で、2.6万人もの高校生が参加されたそうです。講義ライブには農学部食品科学分野の吉原先生と創造工学部の丸先生が登場し、30分の講義をされました。農学部長も直々に参加するなど香川大学農学部としても重要視しているイベントでした。市村は香川大ブースで農学部の魅力を伝えるべく来られた学生さん一人一人に説明しました。

  • 2019年7月17日 農学部クリーンキャンパス

 オープンキャンパス前の恒例行事、農学部クリーンキャンパスに参加しました。梅雨の時期ですが、晴天に恵まれました。市村研は望月研と希少糖記念碑周辺の草取りをおこないました。晴れたおかげで暑かったですし、蚊に襲われながらでしたが、ラボメンバはマイペースで清掃作業を行いました。農学部は用務員さん達が普段からキャンパスをキレイに保って下さっていますが、キレイさにさらに磨きがかかって、これで高校生をお迎えする準備が整いました。ラボメンバーはお疲れ様でした。



ついでにアリを捕獲。小坂さんからもらったアリの飼育キットに村尾さんがお迎えします。

  • 2019年7月13日 遺伝子組換え実験安全研修会@東大に出席


 全国的に休日ですが、立場上必要なため、7月20日(土)に東京大学弥生講堂で行われた遺伝子組換え実験安全研修会に参加してきました。その後、農学資料館をちょっと見て羽田から最終便で帰る予定でしたが、なんと視界不良のため高松空港に飛行機が着陸できず羽田に引き返してしまいました。もう香川に帰れないので、仕方無く大森のホテルで夜を明かし、翌日の飛行機で帰宅しました。日曜に家に着いたらどっと疲れが出たことはいうまでもありませんでした。

門構えが立派です。弥生講堂、木がふんだんに使われていて落ち着きます。
隣の農学部1号館、歴史を感じますね。振替便

  • 2019年7月3日 コース実験打ち上げ&就活終了祝いビアガーデン納涼会


 コース実験と研究室説明会が終わったその日の夕刻に、毎年恒例の打ち上げと納涼会としてビアガーデンに行ってきました。ラボメンバーの就活終了祝いも兼ねています。クレメントホテルのビアガーデンに行きましたが、以前より改善している感じでした。高松市とはいえ各所競っているのですね。ラボメンバーのみんなは実験TAと就活お疲れ様でした。次は8月7日のオープンキャンパスの活躍を期待しています!

  • 2019年7月1日-3日 応用生命科学実験II(通称コース実験)実施&研究室説明会

 7月1日~3日の日程で、応用生命科学実験II(通称コース実験)を実施しました。従来のRNA調製とRT-PCRから全面的に内容を刷新して、今年度の市村研担当コース実験は新たに「カゼインザイモグラフィーによる生物試料に含まれるプロテアーゼ活性の解析実験」と題して行いました。今年度から市村の大学運営業務が激増しているのですが、来年度はさらに多忙を極めることが予想されるので、いろいろ変えるなら今年度しかない!ということで変更しました。これまでの実験はなかなかの金食い虫でしたので、より少ない経費でこれまでと同等以上の教育効果を狙った点も理由です。昨年度、明治大の吉本先生がこちらにいらっしゃった時にいろいろお話しした中で、学生実験でプロテアーゼを使ったカゼインザイモグラフィーをされていると拝聴し、市村研でも導入できないかと考えておりました。
 ザイモグラフィーと聞いたときに、修士時代でで所属していた横浜市立大学の木原生物学研究所で、細胞生物学部門の梅田先生、宮崎先生、安光先生が行われていた癌細胞の組織浸潤に関係するメタロプロテアーゼ研究を想起しました。その研究ではザイモグラフィーをルーチンで行われていたので、実験方法などはある程度頭に入っていました。あのときは細胞生物学部門の先生方にアドバイス頂きつつ、Neurospora crassa NDKのタンパク精製条件を決めていったことを思い出しました。奇遇にも、博士課程以降で理研の篠崎一雄先生の研究室で、ザイモグラフィーの一種であるin-gel kinase assayを数え切れないほど行いましたので、なにか宿命的な繋がりを感じました。
 感傷に浸るのはこれくらいにして、いざ準備に取りかかろうとしたのですが、市村の雑用のためなかなか準備が進みませんでした。プロトコールのドラフトを作成して予備実験に取りかかったのが実施の2週間前、マイナートラブルをやっつけて予備実験が完了したのは実施まで1週間を過ぎた時でした。最後は高木さんの号令のもと、ラボ一丸となって一気に準備を進めて完了までこぎ着けました。
 週が明けた月曜日から実施となりましたが、初回のためマイナートラブルは多々ありましたが、全体としては大コケすることなく終わりを迎えることができました。2日目はゲル作製と電気泳動で待ち時間はありましたが、測定機器の順番待ちによるやるせない長時間待機は無く、これまでより学生さんは退屈しにくいかと思います。また、植物材料を使った酵素活性解析はこれまでに無い実験パターンだと思います。今回出てきたマイナートラブルはプロトコールの改善で対処すべく、実験中も随時改訂を行いました。次年度はよりスムーズに、また学生さんが面白いと感じられるようアンケート結果などを踏まえて実施できるようにしたいです。市村研のメンバーには準備とTA業務でがんばってもらいました。みんなありがとう。また、テキストをご提供頂いた吉本先生に、この場を借りて厚く御礼を申し上げます。
 さらに、3日目の実験終了後、研究室分属のための市村研研究室説明会を行いました。3日目は早めに実験が終了するので、説明会を実施するには丁度良いスケジュールとなりました。

以下は実験中の様子です。








  • 2019年6月11日 創造工学部で大学院講義

 実は、市村は創造工学部大学院のマイクロシステム設計実務という講義を1回担当しておりまして、もうかれこれ3年目になります。今年も6月11日に行わせて頂きました。題目は「急展開を迎える植物バイオテクノロジー」として、従来の植物バイオに加えて、ゲノム編集の話題を盛り込んで講義しました。昨年までは私自身の研究を中心に話してきましたが、もっと広く、比較的最近の話題を取り込んで話した方が良いだろうと考えました。このような組織間の連携科目で講義することって、結構大事なんですよね。本講義は創造工学部の寺尾先生が主担当をされており、講義を行うにあたり寺尾先生には大変お世話になりました。この場をお借りして御礼申し上げます。

正面玄関組織のプレートがエントランスに掲げてあります。
ホールに入ると大きな「洞察」の書がありました工学系らしいポスターですね

  • 2019年5月11日、12日 中四国植物学会第76回大会初参加

 5月11日、12日に週末に広島大学東広島キャンパスで行われた中四国植物学会第76回大会に初参加してきました。以前、私も所属していた理研PSC(現在はCSRS)でポスドクをされていて、現在は広島大学で教鞭を執られている深澤先生にお誘い頂いたことがきっかけで、今回初めて参加させて頂きました。
 中四国植物学会は生態学会と動物学会と3学会合同で行う中四国地区生物系三学会合同大会の一部門として運営されていました。発表は1日目がポスターと公開講演会、2日目が口頭発表でした。私を含め、ウチのM1学生が参加してポスター発表を行いました。こぢんまりとしていますが、分野関係なく興味を持ったら発表を聞きに来て頂き、敷居が低くて自由な雰囲気で運営されていました。同じスペースで高校生のポスター研究発表も行われていて、高校生もウチの学生のポスターに来てくれました。非常に自由に話せて、学生にとっても良い経験だったと思います。
 私の方も、一度会って憶えて下さった先生や、ポスドク時代に知り合った先生にも久しぶりにお目にかかれて、私の研究について説明したり、逆にお話を聞いたりと、非常に有意義でした。また、運営をされている広島大の先生ともお話しできてこちらも有意義でした。懇親会も美味しいお料理をいただけて、歓談だけで無く食事も十分楽しめました。また、酒処として有名な西条が近くなので、沢山の地酒があり、いけるくちの学生は飲み比べを楽しんでおりました。
 基本的に専門とは異なる講演ばかりでしたが、むしろそこが刺激になることも多く、純粋に学問を楽しめました。2日目は講演終了後、近くのお好み焼き屋さんで学生と一緒にお昼を食べて、最後まで広島を楽しめました。

看板前で会場の様子
高校生も聞きに来てくれましたロータリーエンジンで水素を燃焼させて駆動力を得るRX-8の試作車が展示されていました。さすがマツダのお膝元。

  • 2019年4月26日、5月10日 農学部オープンラボ


 4月26日、5月10日は2年生のコース分属に向けて、各コースの研究室を巡るオープンラボが行われました。
 延べ2日の日程で、2年生を8から10班に分け、順番に研究室を回ってゆきます。教員は、2年生のグループが来ると、研究室の研究説明や、応用生命科学コースの特色などを10分程度で説明します。駆け足ではありますが、所属コースや研究室のことを知ってもらってアピールする機会ですので、わかりやすくも楽しく話してみました。手の空いている学生にも同席してもらい、学生の立場からも短時間ながら話してもらいました。さて、応用生命科学コースやウチの研究室に興味を持ってもらえたかな?訪問してくれた学生さんたちを載せています。女の子が多いですが、男子のグループも来てくれましたが、写真を撮り忘れていました(;^^)ヘ..


 

  • 2019.04.08 お花見@公渕公園

 4月に入り、4日に高松地方気象台からソメイヨシノの満開宣言がでましたのでお花見を行うことにしました。4月第1週はあれこれ用事が入っていたので、都合が付く学生で翌週8日にお弁当を持って公渕公園に出かけました。農学部キャンパスの桜よりも、公渕公園の桜が咲き進んでいました。週末の雨のせいか散り始めで歩道は桜の絨毯でした。公園の桜は枝に花が十分残っておりながらも、風が来ると花吹雪となり、散り際の見応えがありました。各自用意したお弁当を食べながらおしゃべりしつつ、無邪気に遊ぶ幼児を見て和み、まったり過ごしました。少し早く切り上げてMuccaに移動し、ジェラートを楽しみながらしばし過ごして農学部へ戻りました。短いながらも充実した花見でした。見事な桜の絨毯
良い場所が取れました。イチゴミルクとよもぎをチョイス