日本の食の安全 人材育成事業プログラム 第5回“日本の食の安全シンポジウム”を開催

 2016年3月1日(火)13:30〜15:40に、DS304講義室において「食の安全と食品企業のグローバル展開について」というテーマで、第5回“日本の食の安全シンポジウム”を開催しました。
 岡﨑勝一郎農学部副学部長の開会の挨拶の後、味の素冷凍食品(株)総務部人事グループ長 山本一登氏から「味の素冷凍食品株式会社のグローバル展開について」というテーマで、国内外での味の素冷凍食品(株)の位置付け、冷凍食品の世界の市場規模、味の素冷凍食品(株)のグローバル展開の基本的戦略と最近の味の素冷凍食品(株)の世界展開の状況(北米、ヨーロッパ、中国や東南アジア)についてご講演いただきました。
 次に、(株)ハマダフードシステム代表取締役社長 蓮井昌彦氏から「タイにおける新会社設立の体験談」というテーマで、海外へ進出した動機、進出の準備で注意しなければいけないこと、タイ人の気質や現地でのタイ人従業員との接し方の注意事項など、海外へ進出した際の体験談について具体的にお話しいただきました。
 最後に、(公財)かがわ産業支援財団地域共同研究部研究開発課連携支援アドバイザー 山下正夫氏から「県内食品企業のグローバル展開〜かがわ産業支援財団の取り組み〜」というテーマで、かがわ産業支援財団の事業説明の後、県内の食品企業進出の具体的状況や、それに対するかがわ産業支援財団の支援体制についてご講演いただきました。
 日本の食の安全特別コースの留学生を中心に約40名の参加があり、皆熱心に講演を聴き、盛んな討論がなされました。これをきっかけに、より県内食品企業と香川大学農学部が連携し、食品企業を中心とした香川県と香川大学のグローバル化が進むことが期待されます。
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