香川大学農学部さくらサイエンスプラン開講式

―東南アジアの若手研究者との食品安全機能解析に関する共同研究推進事業―

【田村教授】

 平成28年7月11日香川大学農学部さくらサイエンスプラン開講式が行われました。今年で3回目の本プログラムでは、タイ,ベトナム,インドネシア,台湾,中国から計8名の教員,研究者,大学院生が10日間のプログラムに参加する予定です。

 東南アジアには、未利用の食用植物で機能性の高い食材が豊富にありながら、未だ系統的な分類とその機能性に関する調査が統一的に行われていません。このプログラムは安全性や機能性に関する調査、研究をする基礎的な手法を学ぶものであり、本技術の取得は東南アジア諸国の若手研究者と香川大学教員による、天然資源の利活用につながり、健康に効果の高い食材の開発に道を開きます。
 香川大学は、食品機能科学研究のアジアでのプラットホームとして機能できる体制を徐々にではありますが構築しようとしています。


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