田中道男名誉教授が日本農学賞・読売農学賞を受賞

【農学部広報担当】

 平成30年度日本農学賞・第55回読売農学賞の授与式が平成30年4月5日に東京大学弥生講堂で開催され、本学の田中道男名誉教授が受賞されました。「日本農学賞」は、農学関係の50を超える学会が加盟している日本農学会が「農学上顕著な業績を挙げたもの」に授与する賞で、大正14年(1925年)の創設以来、日本の農学研究者間における最高の栄誉とされ、今日まで続いています。また、「読売農学賞」は、読売新聞社が「農学分野の優れた研究を顕彰するもの」です。授与式では、日本農学賞の賞状と記念の賞牌が、また、読売農学賞の賞状と副賞が授与されるとともに、受賞者講演が行われました。

 今回受賞の対象となった研究業績「洋ランのクローン苗生産に関する先駆的技術の開発と応用」は、コチョウランなど洋ランのクローン苗生産の新技術開発に関する40年間の研究成果であり、その成果に基づいたさまざまな先駆的技術は、高品質と低コストが課題である国内外のクローン苗生産ビジネス現場に大きく寄与してきました。

 香川大学教員としては、平成5年度の岡市友利元学長(研究業績:赤潮発生に関する環境科学的研究)以来、四半世紀ぶり二人目の受賞となりました。

[tribulant_slideshow gallery_id=”188″]

このページの管理者:管理者