2021年度日本土壌肥料学会第117回関西支部講演会で「優秀発表賞」を受賞

【農学部広報担当】

2021年12月3日に、2021年度日本土壌肥料学会第117回関西支部講演会がオンラインで開催され、福留光挙助教が「根粒菌の一酸化窒素制御がマメ科植物との根粒共生に及ぼす影響」という研究題目で発表し、「優秀発表賞」を受賞しました。

一酸化窒素(NO)は、根粒共生の成立に必要なシグナル分子として機能する一方で、窒素固定酵素の活性を阻害するため、根粒内では緻密に制御される必要があります。本研究では、宿主植物と根粒菌でそれぞれNO制御能を強化した際に、共生へ及ぼす影響が異なることを発見しました。また、その要因の一端が根粒内のNO局在である可能性を見出したことについて発表し表彰されました。

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