ベトナムのハノイ工科大学(HUST)生物工学・食品工学部で、8月24日から研修を受けていた農学部学生10名(学部生9名と大学院生1名)が9月24日に、引率した野村教員と一緒に無事帰国しました。一行は、HUSTで32日間の研修を受けました。現地では、学生が5つの研究室に分かれて、それぞれフレーバービール、日本酒、ワインの製造、微生物の探索、でん粉の加工特性についての研究を学びました。そのほかに、農学関連の授業(使用言語:英語)をHUSTの学生と一緒に受講しました。
また、ベトナムでの食品などの加工などの実際を知るために、ビール工場、伝統的な米麺の加工場、クッキーなどの菓子製造工場、動物飼料の製造工場の見学を行いました。
さらに、学生間交流として、HUSTの学生と一緒に、讃岐うどんをつくったり、ソーラン節の踊りを披露したりして交流を行いました。週末には、HUSTの教員や学生の案内で、歴史的建造物を見学したり、HUSTの教員の自宅を訪問し一緒に春巻きを作ったりしてベトナムの歴史や文化についても学びました。
今回の国際インターンシップを通して、参加した学生の英語コミュニケーション力は格段に向上しました。ご支援いただきましたHUSTの教職員、学生の皆さんに深く感謝申し上げます。
このページの管理者:学務係国際担当