瀬戸内海環境保全特別措置法制定50周年記念式典で香川大学農学部大学院生が提言!

 11月12日(日)に神戸国際会議場で、瀬戸内海環境保全特別措置法制定50周年記念式典が開催されました。主催は、環境省、瀬戸内海環境保全知事・市長会議、公益社団法人瀬戸内海環境保全協会です。この式典で、大学生による活動報告 「瀬戸内未来ビジョン」の提言の部があり、本学農学部大学院生の冨山瑛弘(修士2年)、岩佐真杜(修士1年)、渡邊 翔(修士1年)の三君が「瀬戸内の食文化で、海を守る。~産官学連携で「Made in SETOUCHI」を世界に~」と題して提言しました。

 瀬戸内法は、高度成長期に「瀕死の海」と呼ばれていた瀬戸内海の環境を改善・保全するために制定されたものです。この法律が施行されて50年の節目を迎えるにあたり、豊かで美しい里海としての瀬戸内海の重要性を認識し、景観、文化、食などの豊富な地域資源を有する瀬戸内海の魅力を広く発信するとともに、瀬戸内海の未来に向けた持続可能な取り組みについて、次世代を担う若者の提案による「未来へのバトンパス」をテーマとした今回の記念式典が開催されました。

 冨山君達の提言は、「瀬戸内海における産官学連携に「民」の要素を付け加えることにより、地域のより一貫性のある取り組みをつくる」というものです。出席された学識経験者、行政関係者、水産関係者、一般市民の方々からも高い評価を得ました。尚、この式典の模様は、サンテレビ2023年11月20日17時20分から番組「キャッチプラス」の中で放映されます。

このページの管理者:農学部広報担当