本学部の安井行雄教授の論文

「Yasui, Y. (2022). Evolutionary bet-hedging reconsidered: What is the mean–variance trade-off of fitness? Ecological Research, 37(3), 406–420.」https://doi.org/10.1111/1440-1703.12303

が日本生態学会Ecological Research誌のTop Cited Article 2022-2023に選定され、出版元Wiley社から表彰を受けました。

この論文は予測できない変動環境の中で生物が生き残るためのリスク回避やリスク分散戦略である「進化的ベットヘッジング」の理論を集大成し概念を根本から再構築したもので、生物学の根幹原理に到達したと締めくくっています。絶滅回避の理論は混迷の時代に生きる我々人類の存続やSDGsにも深くかかわっています。

詳しい内容は農学部ホームページ

安井　行雄 | 香川大学農学部 (kagawa-u.ac.jp)

をご覧ください。論文全訳も公開しています。

このページの管理者：農学部広報担当