令和6年6月5日(水)、香川県社会福祉総合センター コミュニティホールにおいて、 令和6年度「みんなで子どもを育てる県民運動」推進大会が開催され、青少年善行者として、本学農学部学生ボランティアサークルASUS(Aggie Students Union Service)が池田豊人香川県知事(青少年育成香川県民会議 会長)より顕彰されました。
このことについて、ASUSのメンバーが農学部長室を訪問し、学部長(小川 雅廣)に受賞の報告がありました。ASUSは、2013年のサークル設立以来、地域に関わる各種ボランティアを中心に、これまで10年を超え活動を行ってきている団体です。活動内容としては、三木町にあるサンサン館みき(三木町健康生きがい中核施設)や農学部キャンパスにおいて、科学体験教室、収穫体験教室、そして栽培された野菜などを用いた料理実験教室を実施しております。特に、サンサン館みきでの活動においては、2014年依頼、基本的に夏期と冬期に毎年2回、定期的に地域の小学生を主な対象として科学体験教室を開講しております。さらに、近年では、三木町の秋祭りである「三木まんで願」にも参画し、参加の子どもたちやその保護者に向けて、アイスクリーム作り等の体験実習を行っております。
こういった取り組みは、子どもたちの身の回りの科学や生き物に対する興味・関心を高めることはもちろん、地域のレクリエーション活動の振興、明るい地域づくりに寄与しており、そのことが評価されました。
小川学部長への受賞の報告では、子どもたちへの科学体験教室の開催の準備にあたって、どのようにすれば子どもたちに興味をもって貰えるかであったり、理解を深められるか、また安全に体験して貰うための方法の検討など、企画の大変さについての話もありました。また、準備など大変なことはあるものの、参加した子どもたちが楽しそうに体験している姿をみると嬉しいといった話も聞くことが出来ました。また、顧問の渡邉 彰教授からは、ASUSの活動が地域の子どもたちの科学や生き物に対する興味・関心を高めることに寄与している一例として、数年前に科学体験教室に参加した小学生が、本学農学部に入学した例などの紹介もありました。
「香川大学農学部学生ボランティアサークルASUS」は、10年を超え活動を行ってきている団体であり、その活動は、地域の子どもたちの身の回りの科学や生き物に対する興味・関心を高めることはもちろん、地域のレクリエーション活動の振興、明るい地域づくりに寄与しており、今回「香川県青少年善行者表彰」といったかたちで受賞されましたことを喜ばしく思うとともに、今後のASUSの活動にも期待しております。
このページの管理者:農学部広報担当