水田圭祐助教が日本作物学会第258回講演会優秀発表賞(口頭発表部門)を受賞!

 水田圭祐助教が日本作物学会第258回講演会優秀発表賞(口頭発表部門)を受賞しました。研究題目名は、止葉抽出期における窒素の可変施肥が「さぬきの夢2009」の子実タンパク質含有率に及ぼす影響です。今後、益々の活躍が期待されます。

 受賞題目:止葉抽出期における窒素の可変施肥が「さぬきの夢2009」の子実タンパク質含有率に及ぼす影響

 研究概要:コムギの品質評価では子実のタンパク質含有率 (≒グルテン含有率) の値が重要になりますが,子実タンパク質含有率は収穫量とトレードオフの関係があるため収穫年によって大きく変動します.本研究では,スマートフォンで撮影したコムギ群落の画像を解析することによって生育量や栄養状態を非破壊で評価し,その結果をもとに適切な量の窒素肥料を追肥することによって収穫量に関係なく適切な子実タンパク質含有率が達成できる技術を開発しました.この技術は「さぬきの夢2009」を対象としたものですが,その原理から令和7年度より県内全域で栽培が始まる新品種「さぬきの夢2023」にも利用できる可能性が高いものになっています.

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