「食品の安全・機能解析教育に関する東南アジア等の大学間体験学習型派遣プログラムプログラム」-2(SV)

日本学生支援機構(JASSO)の海外留学支援制度

 農学部は、国際インターンシップ(2単位)を2007年から実施しています。2011年からはJASSOの支援を受けています。農学部3年生を中心とした12〜17名学生は、タイ・カセサート大学、チュラロンコン大学やアサンプション大学(いずれもバンコク市)を訪問し、これらの大学にて、食品の製造に関する講義と実習を英語で受講します。また、海外事業展開する日系企業であるスラポンニチレイ、サイアムキング醸造会社などを訪問・見学実習し、海外で作られ輸入される食品の現状を学びます。
 また、讃岐うどんの歴史や作り方について英語で説明したり、タイの学生らと一緒に手打ちうどんを作ったりもします。8-9月に香川大学を短期訪問(ショートステイ)したタイの学生(カセサート大学、チュラロンコン大学、チェンマイ大学、アサンプション大学)とバンコク市で再会し、休日を中心に濃密な交流を行います。
 盛りだくさんの体験実習、食品市場、食品企業等の視察を終えると、毎年、参加した学生は、いずれもひと回り大きく成長します。また、参加した学生は、長期の海外留学や修士課程の進学を考えるという学生が複数名おり、香川大学のグローバル化や農学研究科の活性化に寄与するプログラムであると考えています。

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