専攻紹介

 本研究科は,生物科学を基礎に生物資源の生産と利活用に関する高度な専門的知識と能力を備えた高度専門職業人を養成します.国際水準の学術研究を通じて,世界に通用する人材養成を行い,社会への貢献をめざします.本研究科は平成30年4月に3専攻から応用生物・希少糖科学専攻の1専攻に改組され,先端的かつ実践的な教育研究に取り組んでいます.


応用生物・希少糖科学専攻

 動植物・微生物等の機能や有用性を食料生産、生物資源の利活用と開発、環境の保全等へ広く応用展開する応用生物科学と本学の特色である希少糖に関する高度な専門知識と技能を備え,国内外の多様な生物産業関連分野で活躍できる高度専門人材を育成します.
 食料,生命、環境及び希少糖に関する高度で幅広い専門的知識や技術を身に付け,自ら課題を見出し解決に向け取り組むことのできる実践的な能力を修得させます.併せて,高度専門人材に求められる高い倫理性や協調性を持ち,国際・地域社会において求められる情報伝達能力を修得させます.


<希少糖先端科学コース>

 希少糖先端科学コースは,「希少糖」をイノベーションとして捉えて,糖質バイオサイエンスを基盤とし,開発背景,諸性質,機能性,産業展開,用途開発などについて多面的に学ぶコースです.
 希少糖の応用展開分野は多岐に広がるため,本コースではそれぞれの展開分野に関連した専門知識も深く学びながら,希少糖研究を進めるための専門知識を幅広く充実させます。希少糖研究の歴史的な経緯を踏まえつつ,最新の動向を把握して,世界レベルの基礎研究、応用開発の場面で活躍できる人材を育成します.


<環境生物科学コース>

 環境生物科学コースでは,環境・生物産業関連分野から求められる高度専門職業人,すなわち,里山,陸水,里海など生活・生産圏の生態系の構造と機能を理解してその保存・修復を図ることができる,あるいは,それらの環境下での生物資源生産システムを最適化して安定的かつ持続的な生物資源の供給を担うことができる人材を養成します.
 生物生産科学,園芸科学,環境科学等に加え,希少糖関連も含む幅広い講義群を履修することにより深く幅広い専門知識と課題解決能力を備えた,国内外の広範な環境・生物産業関連分野で活躍できる人材を育成します.

<生物化学・食品科学コース>

 生物化学・食品科学コースは,化学(分析化学・物理化学・有機化学・高分子科学)及び生化学,或いは食品科学の様々な知識と手法を基盤として,生物資源・バイオマス,食品,及び希少糖類を研究素材とし,生物資源・バイオマス及び希少糖類の化学的解明と高度利用,人間の生活と生物資源関連産業に役立つ高機能物質の開発,または安全で安心かつ美味しさを追求した食品の開発を行い,高齢化社会に貢献し,エコロジーに配慮したグリーン社会を構築する高度専門職業人を育成します.

<応用生命科学コース>

 応用生命科学コースは,バイオサイエンスを基盤として、微生物、動物、植物の様々な生命活動を分子・遺伝子レベルで解明するため、生物・生化学・分子生物学分野などを幅広くかつ深く学ぶコースである。有用生物や生物機能を利用して生産する希少糖を含む有用物質を基礎研究の研究材料として、生物資源の利活用・開発へと繋げるための応用技術を学びます。
 本コースでは、生命現象や様々な生物が作る物質の特性および機能を、分子・遺伝子レベルで解明して、利用・開発に繋げる知識・技術を持つ人材を育成します。