ハート基礎有機化学 三訂版(2002年)第20刷(2021年)の誤植(2025年11月21日追加)

  • ハート 有機化学 誤植(筑波大学木越研ウェブサイト)
  • copyright page、誤) Organic Chemistry ; A Short Course、正) Organic Chemistry : A Short Course
  • p.65、誤) −90 °、正) −90 °C
  • p.65、p.384、誤) 核磁気共鳴スペクトル(NMR)、正) 核磁気共鳴(NMR)スペクトル
  • p.67、不正確) cis(ラテン語で同じ側の意味)またはtrans(ラテン語で反対側の意味)、正確) cis(ラテン語の前置詞、「こちら側に」の意味)またはtrans(ラテン語の前置詞、「向こう側に」の意味)
  • p.80、不正確) manyの意味を持つギリシャ語polyをつけて、正確) manyの意味を持つpoly(古代ギリシア語πολύς(polŭ́s)からの学術的借用)をつけて
  • p.81、「yneはwineのように発音する」を翻訳で残すなら、「ane」と「ene」の発音も教えて欲しい。
  • pp.88,89、誤) 11-cis-レチナール、正) 11-cis-レチナール。
  • p.95、誤) ウラジミール・マルコフニコフ、正(より忠実)) ウラジーミル・マルコヴニコフ
  • p.103、誤) Malkovnikov、正) Markovnikov
  • p.117、誤) alcohl、正) alcohol
  • p.140 式 (4.21)。硝酸の構造が間違っています。窒素原子から右下の酸素原子への結合は二重結合でなく単結合です。
  • p.141 脚注、誤) Frieldel–Crafts反応、正) Friedel–Crafts反応
  • p.167、誤) ラテン語のrectus ; 右の意味、正) ラテン語のrectus ; まっすぐ・正しいの意味
  • p.172、誤) Poraroido社、正) Polaroid社
  • p.175、誤) Aleksand M. Butlerov、正) Aleksandr M. Butlerov
  • p.175、誤) Emanuele Paterno、正) Emanuele Paternò
  • p.175、誤) Le Bel、正) LeBel
  • p.177、誤)(+)乳酸、正) (+)-乳酸
  • p.177、誤)(−)乳酸、正) (−)-乳酸
  • p.177、誤)(−)アドレナリン、正) (−)-アドレナリン
  • p.182、誤) van’t Hoff-Levelの理論、誤) van’t Hoff-LeBelの理論
  • p.195 脚注。誤) 「海藻のred algae deters herbivoresが生産する〜」、正) 「Laurencia属紅藻が生産する〜」。右上の構造式も誤りで、trans-Chondriolの構造は掲載の構造のエナンチオマー。
  • p.206、誤) allyic carbocation、正) allylic carbocation
  • p.225 表7.1、誤) ethanal、正) ethanol
  • p.237 式 (7.34)、誤) 酸、正) カルボン酸
  • p.237、誤) Jones’reagent、正) Jones’ reagent
  • p.237 式 (7.39)、誤) ピリジウムクロロクロマート、正) ピリジニウムクロロクロマート
  • p.239、誤) グリセリン三硝酸エステル、正) グリセリン三硝酸または三硝酸グリセリン。グリセリンが太字になっていない。
  • p.245、誤) allium、正) Allium
  • p.253 脚注、誤) van der waals、正) van der Waals
  • p.255。「Grignard [グリニャー(ド)と発音する]」と書かれているが、「英語読みを転写すると」という但し書きが必要です。フランス語での発音は\ɡʁi.ɲaʁ\。
  • p.263、誤) lymantria dispar、正) Lymantria dispar
  • p.264 問題8.15c: 誤) CH3≡CNa、正) CH≡CNa
  • p.266、誤) nonavtin、正) nonactin
  • p.271、誤) viverra civetta、正) Viverra civetta(現在はCivettictis civetta
  • p.275、誤) arizalin、正) alizarin
  • p.276、誤) peroxidaze、正) peroxidase
  • p.284、誤) hydolysis、正) hydrolysis
  • p.293 脚注、誤) α-炭素、正) α-炭素原子
  • p.298。アルドールからの脱水が容易に起こるためアルドール反応が(特に生化学分野で)「アルドール縮合」と呼ばれることがあるそうです。しかし、アルドールが生成するまでの反応は付加反応であり、縮合反応ではないことに注意してください。
  • p.307、誤) salix alba、正) Salix alba
  • p.325、誤) nepatalactone、正) nepetalactone
  • p.333、補酵素AのADP部の構造式にずれ
  • p.345 問題10.43(e)、誤) 〈エチレンオキシドの構造式〉(2通り)からCH3OCH2CO2H、正) 〈エチレンオキシドの構造式〉からCH3OCH2CO2H(2段階)
  • p.345 問題10.50(a)、誤) 水洛液、正) 水溶液
  • p.349、誤) amanita muscaria、正) Amanita muscaria
  • p.351、誤) alkan amine、正) alkanamine
  • p.357 脚注、誤) NaBH3(CN)、正) NaBH3(CN)
  • p.358 式 (11.13)、誤) NaBH3CN、正) NaBH3(CN)
  • p.363、誤) ツノザメから単離された抗菌性ステロイド(…)や〜、正) ツノザメから単離された抗菌性ステロイドであるスクアラミン(…)や〜
  • p.363、誤) (+)-メタンアンフェタミン塩酸塩、正) (+)-メタンフェタミン塩酸塩
  • p.364、「吹矢毒蛙」は「ヤドクガエル」の名称が一般的。
  • p.364、誤) 米国連邦保健局(NIH)、正) 米国国立衛生研究所(NIH)。誤りとまでは言えないが、後者の訳が一般的。
  • p.364、誤) マススペクトルとNMRスペクトルを用いて、正) 質量分析とNMR分光法を用いて。誤りとは言えないが、より正確に
  • p.365、誤)「アルカロイドがエクアドルに生息するカエルのepibatidineから得られた。この単純な構造をもつアルカロイドは〜」、正)「アルカロイドがエクアドルに生息するカエル・Epipedobates tricolorから単離された。Epibatidineと命名されたこの単純な構造をもつアルカロイドは〜」
  • p.365、「大は小からもたらされる」は原文の「big things can come in small packages」のままでも良かったのではないか。
  • p.381 脚注、誤) 1H-NMR、正) 1H NMR
  • p.383、誤) wave length、正) wavelength
  • p.386、誤) マグネットの磁場強度(applied magnetic field)、正) マグネットの磁場強度(the strength of the applied magnetic field)
  • p.386、誤) 共鳴周波数 (rf)、正) 共鳴周波数(resonance rf)
  • p.412、誤) matrix-assisted laser desorption ionization、正) matrix-assisted laser desorption/ionization
  • P.418問題12.43–45、誤) m/e、正) m/z
  • p.426、誤) ザントプテリン、正) キサントプテリン
  • p.427、誤) 薔薇、正) バラ
  • p.427、誤) 赤バラの顔料、正) バラの赤色色素。
  • p.428、誤) トウモロコシ、正) ヤグルマギク
  • p.433、誤) mioglobin、正) myoglobin
  • p.435、誤) rauwolfia serpintina、正) Rauvolfia serpintina
  • p.436、誤) papaver somniferum、正) Papaver somniferum
  • p.437、誤) erythrozylum coca、正) Erythroxylum coca
  • p.460、誤) poly(hydroxal kanoate)、正) poly(hydroxyalkanoate)
  • p.463、誤) polyurethan、正) polyurethane
  • p.469 問題14.17(g)、誤) アイソクタクティック、正) アイソタクティック
  • p.483、誤) antiredeposition ageut、正) antiredeposition agent
  • p.496、誤) ギリシャ語のoligos ; 二,三の意味、正) ギリシャ語のoligos ; 少ない、の意味。※ fewの誤訳
  • p.511、誤) グリコシド結合(glycosidic acid)、正) グリコシド結合(glycosidic bond)
  • p.522 脚注、未訳) crustacean shell、翻訳) 甲殻類の殻
  • p.524、誤) endiol、正) enediol
  • p.531、誤) 無数の数の昆虫や蜘蛛がつくり出す絹糸 (silk) は〜、正) 無数の数の昆虫や蜘蛛がつくり出すシルク(silk)は〜
  • p.542、誤) P物質(substance)、正) P物質(substance P)
  • p.543、誤) Trichederma polysporum、正) Trichoderma polysporum
  • p.556 式 (17.15)、誤) (CH3)3CO–、正) (CH3)3CO–
  • p.556 式 (17.16)、生成物のR基にだけ添字の1が付いている。
  • p.568 問題 17.44、誤) 物質P、正) P物質
  • p.568 問題17.45、誤) あるペンダペプチド、正) あるペンタペプチド
  • p.580、誤) WatsonとGrick、正) WatsonとCrick
  • p.584、誤) 遺伝子図法、正) 遺伝子地図作成。※gene mappingの訳語
  • p.584、誤) 遺伝子突然変異、正) 遺伝子突然変異の検出
  • p.593、誤) プロテアーゼ禁止剤、正) プロテアーゼ阻害剤。※ Inhibitorの訳語は高分子分野では「禁止剤」ですが、生化学分野では「阻害剤」が一般的。
  • p.595、誤) 有機合成の芸術、正) 有機合成の技術。* the art of organic chemistryの訳語
  • p.610 索引、誤) Brønsted-Rowry、正) Brønsted-Lowry