「国際インターンシップ in バンコク2015」を実施

 平成27年11月6日(金)から11月20日(金)まで、タイ・バンコクにおいて国際インターンシップを実施しました。
 農学部3・4年生11名と修士1年生1名の計12名は、タイ・カセサート大学、チュラロンコン大学、アサンプション大学を訪問しました。各大学の研究室を数多く訪問した他、タイの伝統食品の製造に関する実習やスナックと缶詰の製造に関する講義・実習などを行いました。また、食品開発、官能検査、冷凍食品の講義・実習、イスラム教徒の食事であるハラル食品の意味とその検定法などについても学びました。
さらに、海外事業展開する日系食品企業であるスラポンニチレイ(冷凍食品)とサイアムキング醸造(みりん発酵)を訪問・見学し、食品製造の現場を視察しました。
 学生間交流としては、讃岐うどんをタイの学生と一緒に作ったり、今年8-9月に本学を短期訪問(ショートステイ)したタイの学生と再会したりして交流を深めました。また、タイの古都であるアユタヤの遺跡の見学やマーケットでの市場調査を行い、タイの文化や生活を体験しました。
 参加した学生からは、「海外の大学を訪問することで、自分たちの置かれている状況(香川大学と日本)を客観的に見つめるきっかけになった」といった声が聞かれました。また、次年度は、本インターンシップをカセサート大学の学生と共同学習を行うインターナショナルプログラムへ発展させることで双方が合意しました。
 今回の国際インターンシップ参加を契機に、長期の海外留学や修士課程への進学を考えるという学生が複数名おり、香川大学のグローバル化に大いに寄与するプログラムであると考えます。


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