香川大学農学部附属農場には、作物栽培、蔬菜花卉、果樹、そして畜産の4部門があります。これほどの幅広い分野を有し、機能している農場は少なく、全国の国立大学の中でもトップレベルのものです。
果樹部門などでは、見た目、大きさなどで出荷規格外となった果実など生産物が一定数発生します。畜産部門において、数年前より見た目、大きさなどで出荷規格外となった果実(桃、ぶどう、梅など)を豚の飼料として与えたところ、お肉に果実由来の甘みや香りを感じたり、さっぱりとした脂肪を味わえたりとおもしろい特徴がみられました。

このように、味は美味しいのに残念ながら規格外となった果物などを飼料とした附属農場産豚肉を「香大実りポーク」と名付け、SDGsと肉の美味しさを追求するプロジェクトに取り組んでおります。
このたび、香川大学生協、医学部附属病院食堂「レストランオリーブ」の協力を得て、附属農場産豚肉「香大実りポーク」を皆さまに食べていただける機会が出来ましたのでお知らせします。

11月3日(月・祝)に農学部キャンパスにおいて開催予定の「オープンキャンパス・収穫祭2025」では、香川大学生協の売店、食堂にて、「香大実りポークカツ弁当」(数量限定30食)、および「香大実りポーク串カツ」(数量限定50本)を販売予定です。

11月4日(火)からは、医学部附属病院食堂「レストランオリーブ」において、香大実りポークを使用した「とんかつ定食」(数量限定)を販売予定です。
今回の「香大実りポーク」は、春から夏にかけて附属農場で採れた桃を飼料として与えて育てました。桃を食べて育った豚は、さっぱりとした脂肪が特徴であるようです。
農学部の2、3年生を中心としたフィールド実習で1年間育てた果実を余すことなく使用しました。「香大実りポーク」は、生産量が少なく希少であるため、まずは、オープンキャンパス・収穫祭などのイベントでの販売や、医学部附属病院食堂(レストランオリーブ)での販売を予定しております。何れも数量限定です。
この機会に、附属農場のおいしい果実を食べて育った「香大実りポーク」をぜひご賞味ください。


このページの管理者:農学部広報担当













