アナウサギ

世界中で飼育されているウサギはヨーロッパアナウサギ(Oryctolagus cuniculus)という種で、イベリア半島(スペイン)原産です。昔から食用として飼育されてきたアナウサギですが、近年はペットとしての飼育数も増加しており、イヌ・ネコに次ぐ人気を誇ると言われています。

ペットとしてのウサギの飼料に関する情報はすべて食用に関する研究を参考にしており、食用ウサギの研究が盛んなスペインやフランスの研究データが今日のウサギの食を支えています。

動物栄養学研究室では、ウサギの栄養生理に関する研究や飼養技術の普及、海外の研究内容の紹介を通して、特に飼料や栄養の分野で食用のみならずペット業界への貢献を目指します。