未利用資源の飼料化

フスマや大豆粕等、人の食料を生産する際に生じる副産物の多くは未利用資源でしたが、近年では飼料として利用されています。

比較的最近(といっても20年以上前ですが)の未利用資源の飼料化の例はDDGS (Dried Distiller’s Grains with Solubles:穀類蒸留粕)が挙げられます。DDGSはトウモロコシなどの穀類を使ってアルコールやバイオエタノール生産が行われるようになり生じた副産物です。

動物栄養学研究室では、In vitroとIn vivoの両方で試験を行い、未利用資源の飼料化を目指します。

竹の飼料利用

輸入牧草の代替品として竹粉を利用できないか調べています

発酵TMR

食品副産物を牧草や穀物などと混合した完全混合飼料(TMR)を発酵させることで、現在廃棄されている資源が飼料利用可能か調べています